3億円事件半世紀…「警官の息子犯人説」の舞台裏

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自称「3億円事件の犯人」に告ぐ

現金輸送車が奪われた現場の現在
現金輸送車が奪われた現場の現在

 発生から半世紀の今年、「3億円事件の犯人」を自称する人物が告白本を出すと話題になった。犯人がヒーロー視された事件への興味からか、「実は私が犯人です」という“告白”は現在までに何度も行われている。筆者の同僚である読売新聞メディア局編集部の記者の中にも過去にこの種の“告白”を聞かされ、3億円を隠したとされる富士山麓の樹海を血眼になって探し回り、徒労に終わった経験者がいる。

 田中さんはその後、社会部に移ってからも取材を続け、この事件を時効まで追い続けた。その情熱に引き込まれるように様々な情報が寄せられたという。

 

 「『盗まれた500円札を持っている』という人は何人もいたが、該当する2000枚ではなく、その前後の番号ばかりだった。犯人なら、500円札の現物など“物証”を示してくれないと。捜査線上は3億円を大々的に使った形跡はないので、犯人が亡くなっていたとしても、遺品整理などで見つかる可能性もあるが、そういった話は今のところない。犯人はまだ生きていて、3億円の一部も残っている…私はそう思いたい。半世紀たって名乗り出てくるなら、ぜひインタビューしたい。その思いは今でも強い」

 田中正人氏…元読売新聞記者。1968年入社。八王子支局、社会部などを経て編集局次長。『大捜査3億円事件』(読売新聞社会部)の執筆者の一人。

 

プロフィル
河合 良昭(かわい・よしあき)
 読売新聞メディア局編集部記者。2001年入社。日光支局、成田支局で事件や市政取材などを担当。中部支社(名古屋)と甲府支局でデスクを務め、東京本社地方部を経て、現職。

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