睡眠ビジネス活況…それでも眠れない日本人のナゼ

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眠りは技術

画像はイメージです
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 睡眠事情の悪化に対して、さまざまなアプローチが試みられていることがわかります。メディアでも睡眠に関する記事を多数見かけるようになりました。

 その一方で、「眠れない日本人」の数は増加の一途をたどっています。24時間、光に(あふ)れた街。スマートフォンとSNSの普及で絶え間なく情報やコンテンツに(さら)されて高ぶる神経。労働力の不足による職場環境の悪化や通勤の負担――。眠れなくなる原因は個人によるだけでなく、社会全般に及びます。

 その中でもパフォーマンスを上げている人とそうでない人がいます。

 前述の睡眠ビジネスのベンチャーであるニューロスペースによれば、「睡眠は技術」だと言います。パフォーマンスをあげるビジネスパーソンの睡眠には特徴があり、戦略的に眠りを管理しているとのこと。この違いはひとえに睡眠に関する正しい知識と習慣の差によるものといっていいでしょう。

 私が睡眠改善インストラクターの資格を取得したのは、11年の東日本大震災の後、余震のストレスで、就寝しても2時間半で目が覚めてしまうという睡眠の問題を抱えたからでした。

 3日もそんな状態が続くと、昼間にぼーっとしてまったく仕事が手につかなくなりました。気持ちも落ち込み、仕事にも集中できません。さすがに生活の危機を感じ、内科を受診したところ、医師に「取りあえず寝よう」とアドバイスされ、精神安定剤と軽めの睡眠導入剤を処方してもらいました。

 薬を服用しているうちに4時間くらい連続して眠れるようになり、昼間の意欲が全然違うことに気づいたのです。そのとき、睡眠のパワーを感じたとともに、眠るということがどういうことなのかもっと知りたくなりました。

 勉強しながら気づいたのは、睡眠について教えてもらった記憶がないこと。生命のベースとなる大事な現象であるにもかかわらず、その大切さを説く人に会ったことがありませんでした。

 

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53906 0 深読み 2018/12/09 07:00:00 2018/12/09 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181206-OYT8I50008-T.jpg?type=thumbnail

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