スバリスト待望「レガシィ」ワゴン復活はあるか?

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世界が認めた大型化

レガシィB4
レガシィB4

 実際、5代目のツーリングワゴンのサイズは、全長4775(旧型比+95)、全幅1780(同+50)、全高1535(同+65)ミリ・メートルとなり、確実に一回り大きくなった。

 2代目のピーク時は、年間販売台数が9万台を超えたレガシィだったが、5代目になると販売台数は下降の一途をたどる。販売台数の減少傾向は6代目になってさらに加速し、2017年には年間1万台を下回ってしまった。

 一方、レガシィの販売台数の約8割をアウトバックが占める米国市場では、車体の大型化は効果てきめんであり、5代目の2年目となる2010年には13万台を超え、6代目となってからの16年には24万台を超えている。

 スバルはこの間、中期経営計画で年間70万台弱の規模だった世界全体の販売台数を、10年以内に100万台規模へ拡大すると展望を示した。主戦場はやはり米国であり、加えて中国市場での伸長が望まれた。

 この目標は13年に前倒しで達成。続く、「際立とう2020」と名付けられた次期中期経営計画では、110万台+αの規模を目指し、従来からの4輪駆動による走りや、アイサイトに象徴される安全性能に加え、デザインにも力を注ぎ、ブランド強化を行うことになった。レガシィは、国際的な車体寸法の主力商品とされ、世界に認められる重要な車種と位置付けられた。

国内はインプレッサで勝負

XV
XV

 しかし、先に述べたように、国内では、初代から3代目まで5ナンバーの小型車として人気を得たレガシィが3ナンバー化され、さらに米国市場での顧客満足度を高めるため大型化の一途をたどったことで、販売台数が減少した。

 大型化したレガシィワゴンの販売不振対策として、スバルはレガシィの弟分とされた「インプレッサ」の商品性向上を進めた。そして、レガシィからツーリングワゴンを廃止するとともに、国内用車種といえる「レヴォーグ」(2014年~)を誕生させた。

 レガシィは、国内外ともに4ドアセダンに比べ、ツーリングワゴンやアウトバックの人気が高い。乗用車用4輪駆動を商品力としたスバルの強みに、荷物も運べるワゴンや車高を上げて未舗装路も安心して走れるアウトバックは、スバル独創の商品として熱狂的なファンを獲得してきた。

 そして、スバルはインプレッサをベースとした小型アウトバックともいえる「XV」(10年~)を商品化した。加えて、国内向けにステーションワゴンのみを展開するレヴォーグを誕生させた。レヴォーグは3ナンバー車ではあるが、消費者が許容した4代目レガシィワゴンの大きさをほぼ踏襲している。

 実際、日本自動車販売協会連合会による「乗用車ブランド通称名別順位」において、今年4~9月の集計では、XVを含むインプレッサがスバル車では最も販売台数を稼いでおり19位、今年モデルチェンジをしたSUVの「フォレスター」が30位、レヴォーグが40位と続く。

 

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53747 0 深読み 2018/12/08 05:55:00 2019/01/22 16:17:14 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181206-OYT8I50020-T.jpg?type=thumbnail

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