まだ「おせち」食べる?気になる正月の風物詩

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

男性もハマる

 家族のために「よい一年を」との願いを込めて「一度はきちんと作りたい」という人もいるだろう。

 初めて手作りおせちに挑戦する際は、テキストとなる料理書を1冊、用意するといい。味のまとまりがよくなり、盛り付けの()(けつ)も学べる。

 11月に発売されたばかりの、みないきぬこさんのレシピ集『1日でつくれるおせち』(主婦の友社)は初心者におすすめだ。おせち料理の簡潔なレシピと、同時並行で作るためのタイムスケジュールがていねいに解説されている。

 同書の編集を担当した主婦の友社の中島由佳子さんは、「小さな子どもがいる30代女性を意識して制作したが、おせち作りは男性が意外とハマるかもしれないとも思っている。男性は女性に比べて相対的に段取り上手で、ハレの料理が好き。一家の大黒柱がおせちを作る家庭が増えていく可能性があるのではないか」と話す。

みないきぬこ著『1日でつくれるおせち』(主婦の友生活シリーズ)。雑煮やおせち以外のごちそう、かゆ、年越しそばも網羅している
みないきぬこ著『1日でつくれるおせち』(主婦の友生活シリーズ)。雑煮やおせち以外のごちそう、かゆ、年越しそばも網羅している

 スポーツジャーナリストの山田洋さん(46)は、結婚をきっかけにおせちを作りはじめた。

 「僕は(おせちを)手作りする家で育ち、妻は買ってくるのが普通の家で、『じゃあ僕たちはどうする?』と話し合った。おせちを作る家にしたかったので、自然な流れで僕が作ることに」

 手始めに3品作り、少しずつ経験値を上げ、5年で17品も作れるようになった。おせちは上達する満足感が得られる。レシピはクックパッドを「先生」に、お重詰めはGoogleで検索して要領をつかんだ。

 「メニューを考えるのも、買い物も楽しいし、調理器具をそろえるのもモチベーションになる。男って、ギア(道具)好きでしょ? 好きなお酒をグラスに注ぎ、好きな音楽をかけて、自分がイメージしている段取りをこなすプロセスが、料理人になったようで気持ちいい」と山田さん。男性ならではの感覚だと思う。今後、「おせち男子」は増えていく予感がする。

1

2

3

4

5

無断転載禁止
56628 0 深読み 2018/12/29 07:00:00 2018/12/29 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181219-OYT8I50078-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ