4000万人が方向オンチ?なぜ、迷うのか

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曲がり角を制すれば、街を制す

(画像はイメージ)
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 その答えは、「曲がり角にある目印」です。

 曲がり角は、それまで歩いていた広い道から狭い路地に入るなど、今まで見ていた風景ががらりと変わるきっかけの場所です。

 だからこそ、目的地にたどり着くためには、必ず押さえておかなければならない重要なポイントです。ところが、今まで方向オンチを研究してきてわかったことは、この曲がり角で何も覚えようとしていない人があまりにも多い、ということです。

 曲がる場所で目印を、それも自分が興味を持つ分野に関係のある対象で覚えることで、次回同じ場所に来た際にも思い出すことができるのです。

 私はこの目印を、アンカー(いかり)と呼んでいます。

 〈1〉適切なアンカーを設定する

 〈2〉設定したアンカーを記憶する

 〈3〉記憶したアンカーを思い出す

 この三つのステップでアンカーを活用します。ここで課題となるのは、記憶することと思い出すことです。

 人間の脳は、一見忘れているようでも、長期記憶に入ったことは、また思い出すことができます。この長期記憶に、なるべくたくさんのアンカーが入ると、どの街でも一度来たところは思い出しやすくなります。

 そして、この長期記憶に入れる方法こそ、自分の興味があることを活用して、記憶していくことなのです。アンカーとしてファミリーレストランを設定するとしましょう。スイーツが好きな人なら、その店のデザートを記憶するほうが思い出しやすいはずです。大食漢の男性なら、ステーキ定食など好みのメニューを記憶に植えつけてはいかがでしょう。音楽に興味のある人なら、ファミレスのCMソングから連想するという手もあります。

 自らを方向オンチと自認する人は、ぜひ一度、道を曲がる際に、何か自分が興味を示せるアンカーを見つけるようにしてください。

迷いやすい道を選ばない

(画像はイメージ)
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 「迷ってしまう」事態に陥らないための準備も重要です。

 見知らぬ土地に行くとき、多くの人が事前に地図を見て、目的地までの道のりをイメージしてみるでしょう。このとき、次の3点に気をつけてください。

 〈1〉曲がる回数を少なくする

 〈2〉なるべく直線の道を選ぶ

 〈3〉斜めに走る道を選ばない

 つまり、「近道を選ぶ」のではなく、「多少遠回りになっても、わかりやすい道を選ぶ」ことです。曲がる回数が多いということは、間違える確立が高くなるということです。覚えなければいけない目印となるアンカーも増えてしまい、迷うリスクがあります。

 斜めや曲線を描く道は、方向感覚を惑わす要因の一つです。目的地の方向に対し、垂直か平行の道を選ぶようにしましょう。

 

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434191 0 深読み 2019/02/07 12:19:00 2019/02/07 17:15:38 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190206-OYT8I50032-T.jpg?type=thumbnail

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