50M走で骨折、片足で立てず…子どもの体に何が?

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異変の原因

 簡単な動作で骨折してしまうのは、かつての子どもたちに比べて骨が弱くなっているのが一因と考えられます。骨は古くなった組織を壊し、新たに形成する――というサイクルを繰り返しています。この再生のサイクルは、ジャンプのように骨に強い負荷をかける動きでスイッチが入ります。言わば、骨は負荷に耐えられるように自らを作り替えようとするので、骨を強くするためには、ある程度の負荷が必要なのです。

運動能力が低下している

 では、自分の体をうまく使えない子どもが増えているのはなぜでしょうか。実は、子どもたちの体力が時代とともにどう変わってきたかを示すデータがあります。1964年から全国で行われているスポーツテストの記録です。同じ測定項目で続けられていた97年までの記録を11歳時で比較すると、「垂直跳び」「握力」などの体力を示す項目は横ばいですが、「走り幅跳び」「ハンドボール投げ」などの運動能力は著しく低下しているのです。

 この事実からわかるのは、体力はあるけれども、その力をうまく組み合わせて使えない子どもが増えたということです。例えば、筋力や瞬発力はあるのに、走り幅跳びの記録は伸びない。98年から項目が変わり、比較しにくくなったため、20年ほど前のデータが最後ですが、当時と比べても現在は“信じられないけが”をする子どもの報告は増えています。骨が弱くなっているほか、無理な動きをしてしまう――。そうした傾向はさらに強まっている可能性があります。

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486196 0 深読み 2019/03/13 10:00:00 2019/03/14 11:50:13 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190311-OYT8I50007-T.jpg?type=thumbnail

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