ベランダが危ない…侵入犯は2階を狙う

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ゴミ置き場を利用してよじ登る

画像はイメージです
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 2009年10月、千葉県松戸市で、20歳代の女性が自宅に侵入した男に殺害される事件がありました。

「ゴミ屋敷」問題はなぜ片付かないのか

 女性はオートロックのマンションの2階に住んでいましたが、犯人の男はベランダから室内に侵入しました。私は裁判を傍聴し、男が女性の家を狙った理由を話すのを聞きました。男は「以前からこのマンションを知っており、ゴミ置き場に上ると侵入しやすいと思っていた」と話しました。

 女性の部屋のベランダ側に隣接する家は空き家で、境界に柵があり、被害に遭った女性の部屋のベランダの真下にゴミを一時保管する建物がありました。犯人は柵からゴミ置き場の屋根に上り、そこからベランダに侵入しました。

 ベランダは囲いに隙間がないタイプで、内側に入ってしまえば、掃き出し窓のガラスを開けたり、割ったりしても人目に付きにくい状況でした。

 全国で「空き家問題」が持ち上がっていますが、空き家に隣接する住宅にはこのようなリスクもあります。侵入者が窓ガラスを割ったとしても気づきにくく、空き家の敷地内に姿を隠して様子を見ることなども容易なため、危険性が高いのです。

隣のアパートから飛び移る

 2007年11月、埼玉県川口市のアパートの2階に住む20歳代の女性が殺害された事件でも、犯人はベランダから侵入していました。

 ベランダの近くによじ登った際に足がかりになるようなものはありませんでしたが、犯人の男は隣のアパートに入り込み、通路から女性の部屋のベランダに飛び移っていました。ベランダの囲いには、男が飛びついた後、よじ登るときに付いたとみられる靴跡が残されていました。

 地上からベランダまでの高さは約3メートル。隣のアパートからベランダまでの距離は約1.5メートルでしたが、それでも飛び移りました。まさかと思うような手口ですが、実際に犯人がここまでした例があるのです。

 では、どんな対策を立てたらよいのでしょうか。

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