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    医療

    3人に1人はアレルギー! 体質改善の秘策はあるか?

    読売新聞調査研究本部主任研究員 坂上博
     鼻はグシュグシュ、目はショボショボの花粉症。ゼイゼイと息苦しい気管支ぜんそく。猛烈なかゆみに襲われるアトピー性皮膚炎……。赤ちゃんからお年寄りまで、日本人の3分の1は、アレルギー症状に悩まされているという。学校や会社を休んで通院・入院せざるをえない患者もおり、経済的な損失も無視できない。アレルギー疾患は、まさに国民病だと言える。病気と医療をめぐるさまざまな問題の取材を続ける読売新聞調査研究本部の坂上博主任研究員が、アレルギー疾患の実態に迫る。

    • アレルギーは「免疫」の暴走(画像はイメージ)
      アレルギーは「免疫」の暴走(画像はイメージ)

     そもそも、アレルギーとは、どのような状態をいうのだろうか?

     私たちの体は、免疫によって守られている。免疫とは、ウイルスや細菌などの外敵が体の中に入ってきた時に排除する仕組みのことだ。免疫がしっかり働かないと、私たちは感染症にかかってしまう。しかしこの免疫が、花粉やダニなど、体にとってさほど危険でない物質に対しても、排除しようと頑張ってしまい、結果的に「かゆみ」や「せき」「呼吸困難」「下痢」といった症状を起こしてしまうことがある。このような免疫の過剰反応を「アレルギー」といい、花粉などアレルギーを引き起こす物質を「アレルゲン」と呼ぶ。アレルギーの正体は、体を守ってくれる「免疫」が暴走して働きすぎてしまう状態なのだ。

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    2016年11月08日 11時24分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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