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    歴史

    大坂落城目前…「真田丸」がサラリーマンに残す教訓

    人事戦略コンサルタント 高城幸司
     豪華キャストと、深みのある演出・脚本で話題を集めてきたNHK大河ドラマ「真田丸」もいよいよ終盤。週明けの仕事を気にしつつも、BS放送と地上波とで「2度見」までしてきたファンの中には、期待と同時に寂しさを感じ始めている人がいるかもしれない。大坂落城へと進む物語から、現代の企業戦士たちは何を学ぶべきか。徳川家康の人心掌握術、石田三成の処世術など、「真田丸」を仕事に生かす方法を伝授してきた人事戦略コンサルタントの高城幸司さんにもう一度、登場してもらった。

    BS、地上波で「2度見」するファンも

    • 甲冑姿の真田信繁(堺雅人)=NHK提供
      甲冑姿の真田信繁(堺雅人)=NHK提供

     ご当地に限らず全国から注目を集め、まもなくクライマックスを迎えようとしている大河ドラマ「真田丸」。その人気は堺雅人氏が演じる主人公の真田信繁(幸村)だけでなく、草刈正雄氏が演じた父・昌幸や小日向文世氏の豊臣秀吉が亡くなった際に「○○ロス」として話題になったほど、視聴者の心をつかんできました。

     このドラマは、地上波での本放送よりも早い時間帯にオンエアされるBSでの放送(愛称は「早丸(はやまる)」)の視聴率が高いことでも話題になりました。11月20日の第46回「砲弾」は、BSでは異例の高さとされる5.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマークしたそうです。BSの視聴者層はシニアや子育て世帯に加え、経営者が多いと言われています。ところが、この真田丸に関しては、BSと本放送とで同じ日に2回見ているサラリーマンが多いらしい、とささやかれています。

     その1人が、筆者の知人で商社勤務のDさん。「日常の仕事に置き換えて、参考にさせていただいている」と語ってくれました。ほかにも、このドラマには現代のビジネスシーンで生かせる教訓があると語ってくれた人が何人もいました。激動の時代をたくましく生きたリーダーたちに、自らを重ね合わせているビジネスパーソンが多いのだと思います。

     では、「真田丸」と真田家は、現代の企業戦士たちにどのような教訓を与えてくれたのでしょうか? 人事・組織の専門家としての筆者の見解を紹介したいと思います。

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    2016年11月28日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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