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復調?白物家電 消費者の心をとらえたシロモノ

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 年度初めは就職や転勤などで新生活をスタートさせ、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電を買いそろえた人も多いはず。消費者の節約志向は依然として根強いものの、家電の売れ行きは堅調だという。今、どんな製品が消費者の支持を受けているのか。家電市場の“最前線”をIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏が解説する。

国内出荷額、3年ぶりプラスに

白物家電の国内出荷額は3年ぶりに前年比プラスに(東京・八重洲の「コンセプトLABI東京」)
白物家電の国内出荷額は3年ぶりに前年比プラスに(東京・八重洲の「コンセプトLABI東京」)

 日本電機工業会(JEMA)の調査によると、エアコンや冷蔵庫、洗濯機などのいわゆる「白物家電」の2016年の国内出荷額は、前年比4.5%増の2兆3028億円となり、3年ぶりにプラスに転じた。掃除機は前年比マイナスだったが、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、IHクッキングヒーターなどがプラスとなった。前年超えの要因について、JEMAは「夏の天候不順などによるマイナス要因があったものの、高機能・高付加価値製品の需要が増加したため」と分析している。

 内閣府が発表する景気動向指数を見る限り、景気は決して悪くないものの、総務省の実質消費支出などは減少傾向が続いており、消費者に「お金を使おう」というマインドは戻っていないことが分かる。それなのに家電製品の出荷額がプラスになったのは、筆者もJEMAの分析の通りだと感じている。つまり「高級家電」が売れているのだ。

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