復調?白物家電 消費者の心をとらえたシロモノ

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後手に回る国内大手メーカー

バルミューダの空気清浄機「エア エンジン」(価格:4万6200円=税別)
バルミューダの空気清浄機「エア エンジン」(価格:4万6200円=税別)

 前述したブルーエアの空気清浄機なども、セールスポイントを際立たせて脚光を浴びたケースだ。従来の同社の製品は、国内メーカーの製品にあるようなイオン放出機能や加湿機能などの付加機能もなく、「大風量で部屋の空気を循環させ、大型フィルターで有害物質をこし取る」というシンプルなものだった。しかし、昨年末に発売した最新モデルに、内蔵センサーで室内の空気の状態を計測し、スマホで確認できる機能を搭載したことで、トップクラスの先進性を実現した。こちらは「一点豪華」というか「一点集中型」といえるだろう。

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 空気清浄機では、国内ベンチャーのカドー(本社・東京都港区)や前述のバルミューダなどの製品も人気だ。特にカドーは、コンパクトなポータブルタイプから大風量のリビング向けモデルまで幅広くラインアップしており、その質感の高さも相まって人気となっている。

 家電の幅広いカテゴリーのすべてに海外メーカーや国内ベンチャーが食い込んでいるわけではないが、掃除機や空気清浄機などの市場では確実に存在感を強めている。これに対し、国内大手メーカーもデザイン性をより重視したり、自社に強みのある機能をコストをかけて強化したりと、戦略を変えてきている。

カドー空気清浄機「AP-C110」(価格:4万3000円=税別)
カドー空気清浄機「AP-C110」(価格:4万3000円=税別)

 とはいえ、大手国内メーカーの対応が後手に回っている感は否めない。10年4月、バルミューダが高級扇風機「The GreenFan(ザ・グリーンファン)」を発売し、その後、東日本大震災後の節電志向の高まりによってブームになると、大手メーカーはこぞって高級扇風機を市場に投入した。ダイソンの「DC35」の発売によって「コードレススティック掃除機」の市場が盛り上がると、国内大手メーカーも後追いするといった具合だ。

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