「ペダル踏み間違い」自動車事故は防げるか

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 ドライバーが、ブレーキとアクセルのペダルを踏み間違えたことによる重大事故が後を絶たない。高齢者の場合、認知機能の衰えなどが原因の一つとみられるが、クルマの側に踏み間違いを誘引する構造的な問題はないのだろうか。また、ドライバーはどうすれば、踏み間違いを防げるのだろうか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が論じる。

後期高齢者による死亡事故「操作不適」原因が最多

ホームセンターに突っ込んだ乗用車。高齢ドライバーによるペダルの踏み間違いが原因と見られる(昨年12月、岐阜市内で)
ホームセンターに突っ込んだ乗用車。高齢ドライバーによるペダルの踏み間違いが原因と見られる(昨年12月、岐阜市内で)

 警察庁によると、2015年に75歳以上の高齢ドライバーが引き起こした死亡事故は全国で458件発生している。事故の原因は、ハンドル操作を誤ったり、ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違えたりする「操作不適」が29%で、「安全不確認」(23%)を上回り最も多かった。

 年を取ったら、クルマを運転しないに越したことはない。しかし、体の衰えを感じたとしても、バスやタクシーなどの公共交通機関が不足している過疎地域などでは、買い物をしたり、病院に通ったりするために、高齢者でも自家用車を運転せざるを得ないのが実情だ。

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