書いて取った五輪メダル!松田丈志を鍛えた言葉の力

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

「スポーツの近くにいたい」

 2016年のリオ五輪で男子800mリレーに出場し、銅メダルを獲得。五輪通算4個目のメダルを手にし、同年限りで競技生活にピリオドを打った。現在は、テレビ番組や著書を通じてスポーツについて情報発信するほか、日本オリンピック委員会(JOC)のアスリート委員に選出された。

引退レースとなった昨年9月の岩手国体の後に書いたページ
引退レースとなった昨年9月の岩手国体の後に書いたページ

 「現役ラストレース。400(メートル)うまく泳げた。長い間コーチをはじめ、沢山の人に支えられた現役生活だった。悔いなし。胸をはって次の人生へ。謙虚に」。

引退の日に書きました。その後、「次の人生」をどうするか、引退後の自分に何ができるのか、何をしたいのかを考えました。結論は、「スポーツの近くにいたい」――でした。アスリートを間近で取材し、その思いを自分の言葉で語れる人間になりたいと思いました。

「大切なのは学ぶこと。常に今よりも上の自分を目指したい」と話す松田さん(高梨義之撮影)
「大切なのは学ぶこと。常に今よりも上の自分を目指したい」と話す松田さん(高梨義之撮影)

 アスリートは、常に努力する人たちです。相手にも努力を求めます。その人たちから「この人になら話したい」と思われる存在になるのが目標です。

 ビジネス界なども含め、今は「スゴイ」と思う人たちに積極的に会いにいきたいと思っています。(メダリストという)ストロングポイントが利くうちに、沢山の人と会って話したい。そのためにも、「書くこと、伝えること」を通じて、もっと考えるクセをつけて行きたいと思います。(談)


【あわせて読みたい】
・成功体験をさせよ…斎藤巨人二軍監督の若手指導法
・「球が遅く見える」…主将で主砲、早実・清宮の春
・崖っぷちも、開幕投手も…「松坂世代」のいま
・早期スポーツエリート教育は「悪」か

プロフィル
松田 丈志(まつだ・たけし)
 元競泳日本代表選手。セガサミー所属。アテネ、北京、ロンドン、リオの夏季五輪4大会に連続出場し、通算4個のメダル(銀1、銅3個)を獲得した。2016年9月の岩手国体を最後に競技生活を引退。今年5月、日本オリンピック委員会が新設した「アスリート委員会」の委員に選出された。共著に「夢を喜びに変える自超力」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

1

2

3

無断転載禁止
430880 0 深読み 2017/05/20 05:20:00 2017/05/20 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170519-OYT8I50089-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ