店舗大刷新のセブン 挑む70万円のカベ

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中食市場の拡大に対応

 新レイアウトの店舗で特徴的なのが、弁当や惣菜といった「中食」の売り場を大幅に拡充していることだ。背景にあるのは、「中食需要の拡大」と「食の外部化」である。日本惣菜協会によると、2016年の中食市場は9.8兆円で前年比2.7%増加している。共働き世帯や単身世帯の増加、高齢化の進展などによって、自炊の手間を省く人が増え、中食市場が拡大している。

セブン-イレブンは、創業以来初めて、大掛かりな店舗レイアウトの変更に踏み切った
セブン-イレブンは、創業以来初めて、大掛かりな店舗レイアウトの変更に踏み切った

 同じ理由で、冷凍食品の需要も増えている。セブンでも16年の冷凍食品の売上高は、10年前の06年と比べ、実に4.7倍も増えた。中華まんや揚げ物などのカウンター商品も2.6倍増えている。一方、雑誌や書籍は約6割減少し、雑貨品は約2割減った。

 このような消費者ニーズの変化に対し、従来の店舗レイアウトでは対応が十分とは言えなくなっていた。今のセブンの集客力を考えれば、雑誌の立ち読み客でわざわざ繁盛感を出す必要はなく、売り上げが激減している雑誌のために窓際の広いスペースを確保する理由はないのだろう。

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