2020年、大学入試激変…親子でどう乗り切るか

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 日本の大学入試が2020年に大きく変わる。現在のセンター試験に代わる新たなテストとして検討が進められている「大学入学共通テスト(仮称)」では、これまでなかった記述式問題の導入など、「思考力・判断力・表現力」を重視する方向に大きくカジが切られる見通しだ。これに伴い、各大学の入試内容も見直されてゆく方向で、いまの中学生たちがこうした変化に直面する最初の世代となる。「入試激変時代」を乗り切るために、親子でどんなことができるのか。家庭での受験対策に関する記事を盛り込んで注目を集める雑誌「プレジデントファミリー」の中村亮編集長に聞いた。(聞き手 読売新聞メディア局編集部次長 中村宏之)

今の中学生から対象に、家庭でも危機意識

(写真はイメージ)
(写真はイメージ)

――大学入試などの教育制度が大きく変容しています。この流れにどう向き合ってきたのですか

 「プレジデントファミリー」は05年の創刊で、経済誌「プレジデント」の編集方針に沿って、家庭や教育をテーマにした季刊誌を作っています。プレジデントは職場を舞台にした問題解決をテーマにしていますが、場面を家庭に移して、プレジデント流のやり方で問題解決の方法を探ったらどうなるかを考えました。プレジデントの主な読者であるビジネスマンの多くは、家庭に帰れば一人のお父さんです。以前、家庭をテーマにした号がかなり売れたため、いまの40代、50代の男性の関心が家庭に向いていると実感しました。

 当初は、お父さんたちを主な読者と想定していましたが、ふたを開けてみると、号にもよりますが、7割ぐらいの読者がお母さんたちでした。現実としてお子さんのことをよく見ているのは、やはりお母さんです。こうした傾向に合わせ、いまはお母さん、お父さんのいずれもが興味を持って読めるように構成しています。

――何歳ぐらいのお子さんがいる家庭をメーン読者層と想定していますか

 一番のコアと考えているのは、「これから中学受験をしようかな」とお考えの家庭です。小学生の中学年、高学年のお子さんをお持ちの家庭です。

――中学受験層がメーンとのことですが、どんな企画が人気なのでしょうか

 中学受験の専門誌ではないので、特集は、お子さんをお持ちの方ならどなたにも興味を持っていただけるような内容にと、毎回考えています。

 例えば、昨年の夏号では「『勉強好き』に大変身! ヒント50」と題して、一問一答形式で勉強の悩みや、友達関係の悩みに応えるような特集を組みました。ほかには、いま活躍している人が、どんな小学校生活を送っていたのかを紹介する記事が人気ですが、それは勉強法というよりも生活習慣を紹介するイメージです。早寝早起きや休日の過ごし方、褒め方、叱り方などの面から子供(の才能)を伸ばすためのヒントなどの特集もしています。

――2020年、大学入試制度が大きく変わります。年齢で言うと、今の中学生たちが最初にその対象となります

 お母さんたちの意識が鮮明に変わってきたのが2年前からです。「センター試験の廃止」が言われ始めた頃で、この問題を扱った特集は多くの方に読んで頂きました。さらに今年の春、「わが子の受験 大激変!」という大学受験改革を正面に据えた特集を組んだところ、大きな反響を頂きました。「大学受験(改革)の情報を今回初めて詳しく読んだ。もっと教えてほしい」」といった声が寄せられるなど、読者の方の危機意識がだいぶ高まっているのだなと感じています。


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430281 0 深読み 2017/06/16 09:40:00 2017/06/16 09:40:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170615-OYT8I50037-T.jpg?type=thumbnail

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