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子どもを望む晩婚夫婦が知っておきたい「お金の話」

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独身時代の金銭感覚を改めよう

 「独身が長かった人同士が結婚した晩婚夫婦は、貯蓄に対する意識が低い」

 そんな事情を、日本銀行に事務局がある「金融広報中央委員会」が実施している「家計の金融行動に関する世論調査」から読み取ることができます。同調査での「金融資産の有無」についての回答結果を見ると、30~40代の約半数は金融資産を保有していない「貯蓄ゼロ」世帯であることがわかります。

 一方、2人以上の世帯については、約7割が「金融資産を保有している」と答えています。つまり、資産を保有していない人の大半が独身者なのです。既婚者と独身者の貯蓄に対する意識の違いが表れている、といえます。

 家庭を持ち、子どもを授かれば、自由に使えるお金は減り、限られた生活費の中で子育ての費用も捻出しなければならないため、自然と家計をコントロールするようになります。

 しかし、その必要性がない独身者の多くは、家計を管理する習慣が身に付きません。このため、特に独身時代が長かった晩婚夫婦は、結婚後も独身時代の生活レベルを引きずったまま、お金のやりくりがうまくできないケースが多いようです。

 これは、それなりの高収入を得られる人ほど、顕著に表れる傾向です。趣味や旅行代、女性の場合は洋服や化粧品などにお金をかける人が多く、結婚後も贅沢(ぜいたく)な生活をそのまま維持しがちです。

 ある晩婚夫婦の方でした。「子どもの教育資金を()めたいけど、なかなか増えないので家計の状況を見てほしい」と相談に来られたのですが、家計簿を見てびっくり。洋服や化粧品に、夫婦で年間50万円近くを費やしていたのです。2人ともそれなりの収入がありました。

 つまり、高収入だからといって貯蓄を増やせるとは限らず、むしろ高収入の人こそ陥る「(わな)」があり、それに早い段階で気付くべきなのです。DINKs世帯ならまだしも、独身時代に贅沢をしていたと認識していて、子どもも望んでいる晩婚夫婦は、早急にお金の使い方を見直した方が良いのではないでしょうか。

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429211 0 深読み 2017/08/25 05:20:00 2017/08/25 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170819-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail

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