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    それ正月病かも…新年に襲うモヤモヤの正体は?

    精神科専門医、専門行動療法士 原井宏明
     クリスマス、年越しカウントダウン、初詣……。イベントが盛りだくさんの年末年始が過ぎた。「みんな楽しそうなのに外に出たくない」「休み明けに仕事へ行くのがつらい」「新年を迎えても気分が晴れない」。周囲のにぎやかさとは対照的に、気持ちが落ち込み、なんとなくこの時期は苦手という人がいる。「正月病」とも言われるモヤモヤした気分はなんなのか。精神科医・行動療法家の原井宏明氏に解説してもらった。

    気分の落ち込みは病気か?

    • (画像はイメージ)
      (画像はイメージ)

     公務員の50代男性・Aさんの例を紹介しましょう。

     Aさんは結婚後、2人の子どもに恵まれ、順風満帆な人生でした。それが、40代後半になったあたりから、冬になると不調を感じるようになりました。


     初めは少し元気がなくなってきた程度だったが、いつの頃からか感情表現、特に喜びと怒りを表すことが乏しくなり、人と接することを避けるようになっていた。大好きなお笑い番組を見ても笑えなくなり、もともと短気なところがあったにもかかわらず、怒ることがなくなった。仕事中も一人になることを求めて、誰もいない場所で休憩することが多くなっていた。思うように仕事がはかどらず、自己嫌悪に陥った。


     心配した上司の勧めで、Aさんはメンタルクリニックを受診することにしました。

     「職場の機構改革でプレッシャーを感じていた」

     「年頃の娘がよそよそしくなり、どう接していいか悩んでいた」

     Aさんは、不調の理由を自分なりに考えて説明しました。そして、医師からうつ病と診断されました。3か月間の病気休暇をとりましたが、いざ復職するとうまくいきません。また、休みがちになります。

     その時の気持ちを、Aさんは次のような文章にまとめています。

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    2018年01月04日 07時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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