トヨタ・ジャパンタクシーが日本のタクシーを変える?

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 昨年10月に発売されたトヨタ自動車の「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」。同社としては22年ぶりのモデルチェンジとなるタクシー専用車は、高い車高やスライド式ドアなど、これまでのタクシーの概念を大きく変える特徴を持つ。2020年の東京五輪・パラリンピックを見据えたというこの車の特徴や、業界に与えるインパクトなどを自動車評論家の森口将之氏に解説してもらった。

”定番”トヨタのタクシーが「劇的変化」

東京のタクシー大手、国際自動車のジャパンタクシー(東京都千代田区で=画像を一部加工しています)
東京のタクシー大手、国際自動車のジャパンタクシー(東京都千代田区で=画像を一部加工しています)

 ジャパンタクシーは、多くのタクシー会社が採用する専用車「トヨタコンフォート」(上級車種のクラウンコンフォートを含む)の後継として国内市場に投入された。タクシー車両は「日本国内で稼働しているタクシー車両の約8割をトヨタ車が占めている」(全国ハイヤー・タクシー連合会)と言われるほどの「寡占状態」で、その大半がコンフォートだという。いわば日本のタクシー車両の「定番」がモデルチェンジするのだから、インパクトは大きい。

 ジャパンタクシーの見た目はコンフォートとは大きく異なる。コンフォートはトランクが独立した「セダン」タイプで、車高は約150センチとそれほど高くはなかったのに対し、ジャパンタクシーは、外国人観光客にも照準を合わせ、ミニバン並みに車高が高い(約175センチ)「ハッチバック」タイプとした。

 駆動方式も変わった。コンフォートが「マークII」をベースとした後輪駆動車であるのに対し、ジャパンタクシーはコンパクトミニバンの「シエンタ」のプラットフォーム(車台)を用いた前輪駆動となっている。まさに劇的な変化と言える。

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