「格安スマホ」失速?……業界の行方は

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 大手携帯電話会社(キャリア)からネットワークを借り、毎月の通信料がキャリアの半額以下という低価格でサービスを提供することで、「格安スマホ」「格安SIM」などと呼ばれ急成長を遂げた「仮想移動体通信事業者(MVNO)」。だが最近、その勢いに「陰り」が見られるようになってきた。ITライターの佐野正弘氏に背景などを解説してもらった。

経営破綻した企業も……

フリーテルのスマホ。高性能の自社製端末が注目を集めた
フリーテルのスマホ。高性能の自社製端末が注目を集めた

 インターネットサービス大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)が展開している個人向けMVNOサービス「IIJmio(ミオ)モバイル」の契約数を見ると、2016年度までは四半期ごとに5万~6万件近く増加していたが、17年度に入ってからその流れが一変。7~9月期には6000件の増加にとどまるなど、契約数の伸びはわずか1年で約10分の1に縮小した。

 また、17年11月には「FREETEL(フリーテル)」ブランドで知られたベンチャー企業、「プラスワン・マーケティング」(東京)が楽天にMVNO事業を売却。翌12月には、民事再生法の適用を申請し、経営破綻する事態に陥っている。

 同社は大々的な商品発表会など、積極的な販促活動により、大手に迫る勢いで成長していただけに、破綻はMVNOの不振ぶりを象徴する出来事だったといえよう。

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4511 0 深読み 2018/01/26 07:00:00 2018/01/26 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180125-OYT8I50038-1.jpg?type=thumbnail

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