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王者セブンに一矢……ローソンの戦略とは?

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ローソンの地道な「健康戦略」

 03年12月には、調剤薬局を併設する店舗の出店を開始した。現在では一部の店舗に、薬剤師に24時間相談可能なテレビ電話を設置している。

 また、09年6月、改正薬事法が施行されたのを機に、一般用(OTC)医薬品を販売する店舗を増やし始めた。14年6月に再び薬事法が改正されてからは、各店舗に設置している端末を使って、OTC医薬品を取り寄せられるサービスも始めた。

 このほか、01年7月からは健康関連の食品を充実させた「ナチュラルローソン」の出店を開始、18年1月現在で143店舗まで増やした。12年10月には「生鮮コンビニ宣言」を打ち出し、生鮮食品を扱う店舗の出店を推進するなど、「健康」を軸にした戦略を矢継ぎ早に打ち出してきた。

東京・丸の内に出店したローソンの実験店舗
東京・丸の内に出店したローソンの実験店舗
丸の内の実験店舗では、行動スタイルに合わせたメニューを提案した
丸の内の実験店舗では、行動スタイルに合わせたメニューを提案した

 そして、18年1月16日から40日間限定で、品ぞろえを健康関連食品に絞った実験店舗を三菱商事ビル(東京・千代田)の1階で展開した。

 実験店舗では健康に気を配る人向けに、行動スタイルに合わせた9種類の「セットメニュー」を提案。たとえば、「1日の仕事を活発に頑張りたい人」には、「ライ麦パンのサンドイッチ」「グリーンスムージー」「味付たまご」のセットを提案する、といった具合だ。

 実証実験中にセットメニューを変えたり、割引販売したりし、購買データを収集。分析して今後の店づくりに役立てる考えだ。

「健康ニーズ」拡大に照準

 市場調査を手掛ける矢野経済研究所によると、健康食品の市場規模は拡大傾向にあるといい、同研究所は17年度の市場規模を、メーカーの出荷金額ベースで前年度比1.6%増の7618億円と予測している。

 健康に対する消費者の意識の高まりは食品の人気からも垣間見ることができる。総務省の家計調査によると、健康的なイメージが強いサラダにかける金額は、08年から16年の8年間で1.5倍以上に伸びていた。

 こうした「健康志向」の高まりの中で、ローソンは健康関連商品の充実を図ってきた。健康関連の食品の売り上げは、13年度には食品全体の6%に過ぎない約600億円だったが、16年度には4倍以上の約2500億円にまで拡大した。構成比も25%にまで伸び、施策は成功したといっていいだろう。

 さらなる拡大を目指し、19年度には16年度比で約1.5倍の3800億円まで成長させる目標を打ち出している。

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10338 0 深読み 2018/03/02 07:20:00 2018/03/02 07:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180301-OYT8I50004-1.jpg?type=thumbnail

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