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    スポーツ

    本田は最後に残るのか…ハリルの非情な「選考基準」

    フリーライター 元川悦子
     ワールドカップ(W杯)ロシア大会(6月開幕)まで約3か月。サッカー日本代表のハリルホジッチ監督は最終メンバー23人を5月の予備登録、6月の最終登録の2段階方式で選ぶとしている。最終メンバーを「見極める大事な機会」と位置づけるのが、23、27日にベルギーで行われるマリ代表とウクライナ代表との試合だ。この試合に出場するメンバーは15日に発表される。日本代表に密着するフリーライターの元川悦子氏が、ハリル監督がこれまでの選考でどんな点を重視してきたのかを分析し、過去2大会で3得点と実績のある本田圭佑(メキシコ=パチューカ)が選ばれるかどうかなどについて予想する。

    代表サバイバルレースの始まり

    • 日本代表の日程
      日本代表の日程

     2006年のドイツ大会を率いたジーコ監督、14年のブラジル大会を率いたザッケローニ監督は、大会約1か月前に最終登録23人を発表した。ハリル監督は予備登録締め切りの5月14日に大枠の30~35人を発表し、国際サッカー連盟(FIFA)に登録する期限の6月4日、大会初戦の15日前に最終の23人に絞り込む2段階選抜を考えているという。

     この方がより状態のいい選手で本番を戦えるからで、実際、ハリル監督は14年のブラジル大会でアルジェリア代表を指揮した際、ギリギリのタイミングで最終登録23人を決め、W杯出場4度目の新興国を初の16強に導いている。

     こうした流れを踏まえ、15日のメンバー発表でも25人超を選ぶと見られている。予備登録、最終登録の選手は基本的にこの中から選ばれる可能性が高く、今回のメンバー発表に滑り込むことができなければ、最終メンバーに残る可能性も低くなる。

    日本代表選考の“サプライズ”は繰り返す?

     この日程だとギリギリで落選する選手が出てくる。我々の脳裏に浮かぶのは、「カズ、外れるのはカズ」で知られる1998年のフランス大会。25人を連れて直前合宿地・スイスのニヨンで、最終的にカズ(三浦知良=横浜FC)、北澤豪、市川大祐の3人を落とした岡田武史監督(現・FC今治オーナー)の非情決断だ。ハリル監督も同じような大胆選考をするかもしれない。そこは今回の大きな注目点だ。

    2018年03月14日 17時17分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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