ちょっと待って!その写真SNSに上げちゃダメ!

無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

「プライバシー」「著作権」……意識していますか?

 タレントや芸能人、スポーツ選手などの有名人を街角で見かけて(うれ)しくなり、こっそり写真を撮ったことがある人もいるだろう。

 芸能人の写真は、それ自体が価値を持つとされ、勝手に撮影した写真を商業的に利用すると、「パブリシティー権」の侵害になる恐れもある。しかし、個人でSNSに投稿する程度なら問題にはなりにくい。

 ただ、芸能人のプライベートを撮影した写真など、シチュエーションによっては、プライバシーの侵害と指摘されてしまうこともある。SNSなどで公開してしまうと、ファンからのクレームが殺到し「炎上」してしまう恐れもある。

新聞紙面を撮影して載せている人もいる(画像はイメージです)
新聞紙面を撮影して載せている人もいる(画像はイメージです)

 また、新聞や雑誌、書籍などのページ全体がはっきり読める写真を投稿している人もよく見かける。著作権者の許諾を得ずにアップすると当然、著作権侵害となる。

 SNSにアップされている著作物の写真は「私的使用のための複製」や「引用」など、著作権法で認められている範囲を超えてしまっているものも多く、明らかな法律違反行為に当たる。

絶対に投稿してはいけないあの写真……

 最後に、筆者が「絶対に投稿してはいけない」と考えている写真を指摘しておきたい。

 自宅が特定されかねない、「周囲1キロ以内」の写真だ。これはついつい載せてしまいがちだが、気を付けたい。職場周辺の写真もアップするときは注意したほうがいい。

 SNS全盛の現代社会では、何気なく投稿した写真によって、思わぬ被害やトラブルに巻き込まれたり、法律に触れたりすることもある。「いったんネットに上げた写真は、どう見られているか、何に使われるかもわからない」と考えるべきだ。細心の注意を払ってSNSを利用してほしい。

プロフィル
高橋 暁子( たかはし・あきこ
 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、ウェブメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、学校や地方自治体・企業などでの講演、セミナーなどを手がける。SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。元小学校教員。「ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち」(幻冬舎)、「Twitter広告運用ガイド」(翔泳社)ほか著作多数。「あさイチ」「ホンマでっか!?TV」などメディア出演多数。

1

2

3

4

5

18582 0 深読み 2018/04/28 07:20:00 2018/04/28 07:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180426-OYT8I50002-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ