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    教育

    自己破産、生活苦…知らずに借りると奨学金は危険

    ファイナンシャル・プランナー 竹下さくら
     「教育資金が足りない」――。最近、こういう家庭は珍しくない。大学進学の際、2人に1人が「奨学金」を利用している。だが、その一方で、「奨学金の返還ができなくなった」「奨学金で個人破産・親子破たん」といった話も報道されている。将来の返還に支障が出ないようにするには、奨学金を借りる際にどんなことに気を付ければ良いのだろうか。奨学金利用のコツとポイントをファイナンシャル・プランナーの竹下さくら氏が解説する。

    奨学金制度は分かりにくい

    • (画像はイメージ)
      (画像はイメージ)

     最近、奨学金の相談が目立って多くなりました。FP(ファイナンシャル・プランナー)の事務所では、日々、お金のよろず相談を受けていますが、様々な相談分野にからまるように、奨学金の話が出てくるのです。

     「蓄えがゼロ。実は、奨学金の返還で家計がキツキツ」
     「奨学金という“借金持ち”であることが気がかりで結婚に踏み切れない」
     「奨学金を返し終わっていないことが影響して、家を買おうと思ったら希望の額を銀行から借りられなかった」
     「大学卒業後、正社員になれず、奨学金の返還が苦しい」
     「就職ができずに大学院進学に切り替えたが、借りすぎで返還に不安」

     奨学金を巡って、いろいろな事情が垣間見えます。「もっと早く知っていれば何とかなったのに……」。そう思ってしまうケースが実は少なくありません。

     その原因はおそらく、「奨学金制度が分かりにくい」の一言に尽きるのでしょう。

     よく分からないまま利用して、よく理解しないまま返還生活に突入してしまうので、返せなくなるリスクと隣り合わせになっている状況があります。

     そこで、奨学金を利用しようかなと思ったら、知っておきたいポイントを紹介します。

    2018年07月09日 07時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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