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    平成最後の三冠王なるか…ソフトバンク柳田の打棒

    読売新聞西部本社運動部 古藤篤
     平成最後の三冠王――。そんな称号に最も近いのは、ソフトバンクの柳田悠岐(29)ではないだろうか。打撃3部門の成績は、前半戦が終了した11日現在で、打率は.347でリーグ3位、本塁打は20本で2位、打点は58で5位と、いずれも上位に位置する。盗塁も16個を数え、2015年以来となる自身2度目のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)の達成も視野に入る活躍ぶりだ。打って、守って、走って。三拍子がそろう男の好調の要因と人柄に迫った。

    好調の要因は、打席での「落ち着き」

    • 今季好調の柳田。豪快なスイングが魅力だ(2018年3月30日、中司雅信撮影)
      今季好調の柳田。豪快なスイングが魅力だ(2018年3月30日、中司雅信撮影)

     今季のソフトバンクは投打にけが人が多く、開幕前の下馬評とは違って、思ったより勝ち星を積み重ねられていない。前半戦は39勝37敗で、リーグ3位。勝ち越しはわずか2にとどまっている。

     そんな中、チームを引っ張っているのが、主に3番に座る柳田だ。開幕から一度もスタメンを外れることなく、打撃の各部門で高いレベルの数字を残している。

     最も耳目を集めたのは、4月21日の日本ハム戦だ。プロ野球65人目となるサイクル安打を達成して、球史に名を刻んだ。5月には一時的だが「夢の打率4割」に乗せ、自己最長の22試合連続安打も記録した。

     昨季と今季の柳田の違いについて、首脳陣は打席での冷静さを挙げる。

     昨季は調子を落とした際、工藤監督から「穏やかな心で」とアドバイスされた。勝負に挑む心持ちを説かれ、その後は復調してみせた。今季はそんな経験が生かされているのかもしれない。藤本打撃コーチは「昨季は内角を攻められると、『クソッ』となっていたが、今季はまったく気にしていない」と目を見張る。

     これまであまり見られなかった言動もある。

     際どいコースに決まり、見逃し三振と判定されても、すぐさま気持ちを切り替え、アンパイアに高さを確認するなど、今の柳田には、落ち着きが見て取れる。

    2018年07月12日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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