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    健康

    濃いサングラスはダメ?…紫外線から目を守る方法

    眼科医 平松類

    ケアの方法、目薬選びは?

    • 写真はイメージです
      写真はイメージです

     とはいっても、紫外線を100%防ぐことはできません。紫外線からの目のダメージを悪化させないために、どのようなケアをすればいいのでしょうか?

     まずは、まばたきをきちんとすることです。まばたきは涙の分泌を促し、まぶたを閉じることで、目を休めることができます。

     紫外線でダメージを受けてから家に帰り、目を休めずにスマートフォンやパソコンをしていると、まばたきの回数は極端に減り、まぶたを閉じる時間も減って回復しません。なるべく目を休めて意識的にまばたきをした方がいいと思います。

     目薬も効果的です。しかし、「○○の成分の入った目薬をさしましょう」というものではありません。紫外線によってできた目の小さな傷は自然治癒力で治るので、それをサポートする目薬であればいいのです。その時は目の表面に適度な潤いがあることが重要なので、成分にこだわる必要はありません。防腐剤で角膜に傷がついたり、アレルギーが出たりする人もいるので、できれば防腐剤が含まれていないものを使う方が良いでしょう。

     しかし、「痛みがある」「見えにくい」などの具体的な症状があるときは、市販薬では対応が難しいものです。そういう時は眼科専門医を受診して、適切な治療をすることが大切になります。


    プロフィル
    平松 類(ひらまつ・るい)
     1978年、愛知県田原市生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業。福島県郡山市今泉西病院、山形県米沢市三友堂病院眼科科長、彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長などを経て、現在、二本松眼科病院医員(東京都江戸川区)。著書に『老眼のウソ』(時事通信社)、『認知症の取扱説明書』(SBクリエイティブ)など。

    • 『老眼のウソ』(時事通信社)
      『老眼のウソ』(時事通信社)

    2018年08月10日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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