夏に前倒し…就活の一部と化したインターンシップ

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 就職活動で夏休みにインターンシップを実施する企業が増えている。ここ最近、採用選考に直結しやすい秋や冬に実施するケースが多かったが、空前の売り手市場で新卒採用に苦しむ企業側がスケジュールを前倒ししている。夏のインターンシップに参加する意義とは何か? 採用コンサルタントの谷出正直氏に解説してもらった。

インターンも学生獲得が難しい

(画像はイメージです)
(画像はイメージです)

 主に大学3年生、大学院1年生を対象に行われるインターンシップ。リクルートキャリアが調査した「就職白書2018」(回答:1192社)によると、2017年度にインターンシップを実施した企業は68.1%、16年度の59.4%を上回りました。また、18年度に実施予定とした企業は73.7%に上っています。

 今年の特徴は、学生が夏休みの8~9月にインターンシップを行う企業が増えていることです。ここ最近、インターンシップというと、秋や冬に実施する企業が多かったのですが、今年は前倒しする傾向にあります。この変化の背景には、企業の採用活動における競争激化があります。

 「3月1日から広報活動(採用情報公開)解禁、6月1日から選考活動解禁」

 経団連が示すこの採用選考スケジュールを原則としながらも、企業は少しでも早く優秀な学生に出会いたいと考えています。

 秋や冬に、インターンシップを開催していたのは、会社を知ってもらうとともに、参加学生の興味・関心の熱が冷めないうちに、選考ステップへ進むという動きをとっていたためです。

 しかし、学生優位の売り手市場の採用環境が続いていることや、インターンシップ実施企業が増えたことで、インターンシップに参加する学生の獲得競争が激しくなっています。秋や冬の実施では、多くの企業に埋もれてしまい、学生が応募してくれないと感じた企業が、夏の時期に照準を定めるようになったのです。

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