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    生活

    猛暑に台風…海水浴離れは進んだのか

    日本大学理工学部特任教授 畔柳昭雄
     ヨミウリ・オンラインに掲載した 「日本人の『海離れ』が止まらない理由」(7月7日公開) には、「自分も海に行かなくなった」と、共感の声が多数寄せられた。理由は様々だ。記録的な猛暑と台風続きの今夏の日本で、海水浴離れは進んだのか。日本大学理工学部の畔柳昭雄特任教授が検証する。

    猛暑で海水浴場の来場者数が増加

    • 砂浜で「宝探し」をする人たち(和歌山市の磯の浦海水浴場で)
      砂浜で「宝探し」をする人たち(和歌山市の磯の浦海水浴場で)

     海水浴に伴う「不快感」や海水浴場への「嫌悪感」、他の余暇が増えたことが、海離れの根底にはある。さらに海水浴は「お天気頼み」のところがあり、最近では異常気象の影響を受けることも珍しくない。

     海水浴が楽しめる最低気温は24度、水温は23度程度とされ、適温は気温28度、水温は27・5度程度とされる。猛暑の今夏は気温も水温も例年より高めとなった。そのためか、読売新聞地域版によると、2011年の東日本大震災後、減少傾向にあった茨城県内の18海水浴場の来場者は56万6383人と、昨夏より26・3%増えた。福島県いわき市の3海水浴場には、震災後最多の計9万5336人が訪れた。

     私が訪れた他の海水浴場の中には、独自の取り組みで昨夏より来場者を増やしたところがあった。こうした海水浴場はどんな取り組みをしたのだろうか。

    2018年09月05日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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