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    スポーツ

    ラグビーW杯まであと1年…日本代表の現在地は?

    読売新聞運動部 矢萩雅人
     2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会開幕まで、9月20日であと1年となった。ラグビーの強豪国以外では初めての開催となるW杯は、観戦チケットの販売が始まり、大会組織委員会や会場となる12都市は機運を高めようと様々なPR活動を展開しているが、成功の鍵を握るのはやはり、日本代表の活躍だ。ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は初の8強入りに向け、着々とチーム作りを進めている。

    チームを率いるのはジョセフHC

    • イタリアの突進を止めるリーチマイケル(中央)ら日本代表(2018年6月16日、冨田大介撮影)
      イタリアの突進を止めるリーチマイケル(中央)ら日本代表(2018年6月16日、冨田大介撮影)

     「チーム全体で戦い方を理解し、自信を持って戦えている。良い状態で前に進めている」

     ジョセフHCは、日本代表の現状について手応えを口にする。キックを多用し、相手の陣形を崩すのが基本戦術で、プレーを継続することで体の大きい強豪に走り勝つ展開も目指している。素早く前に出る防御も特徴で、選手にはスピードと瞬発力、そして、持久力が求められている。

     ジョセフHCは現役時代、ニュージーランド代表として1995年W杯に出場して準優勝に輝いた。日本ではサニックスでプレーして、99年W杯は日本代表として出場した。2011年に南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」のハイランダーズ(ニュージーランド)のHCに就任すると、15年にチームを優勝に導いた。世界をよく知る、経験豊富な指揮官といえる。

     日本代表のHCに就任したのは16年9月で、しばらくは、多くの主力を欠くアイルランドに完敗するなど苦しい時期が続いた。

     しかし、昨年11月、アウェーで格上のフランスと引き分けると、今年6月には、イタリアと2戦して1勝1敗と健闘。世界最強クラスと言われる強力スクラムが武器のジョージアにも完封勝ちして、チームが進化していることを証明した。

    2018年09月20日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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