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    平成そっくり?猛暑、豪雨、台風に怯えたあの時代

    読売新聞編集委員、BS日テレ「深層NEWS」キャスター 丸山淳一
     平成最後の夏、日本列島は常識外れの天候に翻弄された。9月初旬までに全国202地点で史上最高気温を観測。8月以降は台風が続けざまに押し寄せ、各地に深い爪痕を残した。「これまでに経験したことがない」というフレーズが繰り返されたが、日本の長い歴史を振り返れば、決して「かつてない」事態ではなかったようで…。

    「スーパー台風」増加?温暖化で続く異常気象

    • 台風21号の影響で関西空港の連絡橋にタンカーが衝突(9月4日)
      台風21号の影響で関西空港の連絡橋にタンカーが衝突(9月4日)
    • 『台風・気象災害全史』(日外選書)などをもとに作成
      『台風・気象災害全史』(日外選書)などをもとに作成

     「非常に強い勢力」の台風24号が列島を縦断した。9月4日には25年ぶりに「非常に強い勢力」の台風21号が関西国際空港を水浸しにした。同じ月に「非常に強い」台風が二つも上陸するのは極めて異例だという。早い梅雨明け、西日本豪雨、そして災害級の猛暑があって、8月には台風が9個も発生した。異常気象はいつまで続くのか。

     猛暑や台風の要因には地球の温暖化があげられている。「深層NEWS」に出演した国立環境研究所地球環境研究センターの江守正多・副センター長は「温暖化は台風のエネルギー源である水蒸気を増やすため、強い勢力で雨量が多い台風が増える」と解説した。

     名古屋大学の坪木和久教授の推定では、温暖化が進めば、今後、中心の気圧が850~860ヘクトパスカル、最大風速80~90メートルに達するスーパー台風が発生する可能性もある。

     過去にはいくつもの台風が日本で猛威をふるった(表)が、インフラの整備や防災対策が進んで人的被害は減ってきている。だが、スーパー台風が増えれば、再び被害が拡大に向かう恐れもある。

    2018年10月11日 18時05分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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