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    社会

    豊洲でも活躍…運搬車「ターレ」のひみつ

    読売新聞メディア局編集部次長 室靖治
     東京・築地市場の豊洲移転を巡るニュースで、小型運搬車「ターレ」(ターレットトラック)を目にした人は多いはず。生鮮品を載せ、市場内を走り回る働き者。実は、ターレには67年もの歴史がある。そして当初、活躍の場は別にあったという。ターレの秘話をメーカーに聞いた。

    最高時速は15キロ

    • 開通前の都道・環状2号線を豊洲市場へ向かうターレ=10月7日
      開通前の都道・環状2号線を豊洲市場へ向かうターレ=10月7日

     ターレの2大メーカーの一つ、関東機械センター(東京)を訪ねた。ターレを納めた各地の市場などの写真が掲げられている。常務の木下重男さん(69)が話してくれた。

     ターレは、たる状の車体に駆動装置を収め、後ろに荷台がついた3輪車だ。全長3メートル、幅1メートルほどで、重さは1トンに満たない。

     「ターレット(turret)とは、『旋回するもの』という意味です。軍艦のくるくる回る砲塔に由来するようですね」

     車体の上部についた丸いハンドルは、前方の駆動輪に直結している。その場で回転できるなど、小回りが利くのが持ち味だ。小さい割に、荷物は1~2トン積める。最高時速は15キロ。

     「ナンバープレートとバックミラーがあれば、公道も走れますよ。ただし公道上は法規制があるので、積める荷物は500キロまでです」

    2018年10月30日 07時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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