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    生活

    結婚もあきらめない…40代独女が家を買うワケ

    女性のための快適住まいづくり研究会代表 小島ひろ美
     結婚についての考え方や働き方が変わり、40代の独身女性が増えている。女性の生涯未婚率は10年間でほぼ倍増したという試算も。そんな40代女性の間で、住まいを購入する動きが広がり、持ち家率が増加傾向にある。結婚にこだわらず、「おひとりさま」で過ごす生涯を見据えた選択なのか。長年、シングル女性の住まい購入についてアドバイスしてきた小島ひろ美さんに、40代女性が「大きな買い物」に踏み出す心理を聞いた。(聞き手 メディア局編集部 阿部明霞)

    「もったいない」が生む購買意欲

     小島さんが代表を務める研究会は、住宅購入を考えている人を対象にセミナーやコンサルティングを開催している。会員数は9万540人(11月1日現在)。今年1月には実際に物件を購入した女性会員を対象に実施したアンケート結果を公表し、「初めてマンションを購入した年齢は、35~44歳が過半数を占める」などのトレンドを明らかにした。

    • 年齢別のマンション購入者の割合(女性のための快適住まいづくり研究会のアンケート結果より。20~60代女性会員380人が回答)
      年齢別のマンション購入者の割合(女性のための快適住まいづくり研究会のアンケート結果より。20~60代女性会員380人が回答)

     ――住まいの購入は性別を問わず、大きな決断を伴うもの。近年は独身でも購入が増えているようですが、中でも40代前半で住まいを持つ独身女性が他の世代よりも多いのは、研究会のアンケートからも明らかです。続くのが30代後半の女性たち。購入理由の1位は「もったいない」からなんですね。

     (賃貸物件の)家賃や更新料が「もったいない」という気持ちが、住まいの購入に至る理由としては大きいですね。購入後はむしろ気持ちに変化が生まれます。住まいが彼女たちの心に平穏をもたらすのです。

     「もったいない」が購入動機になった女性たちは、家にいる生活を楽しみ、大事にするようになります。ローンはあっても、それまでの家賃と比べると、「(モノに変わらず)捨てていた」お金にはなりません。

     分譲の場合、間取りや設備も賃貸とは異なります。床や壁の厚みの差で、賃貸だと気になる隣人の生活音も、分譲ではあまり聞こえず、そういったストレスから解放されるということも多いのではないでしょうか。また、他人からの借り物である賃貸物件と違い、「追い出されない」という安心感もあります。

    • 購入理由と購入後の変化(研究会のアンケート結果より)
      購入理由と購入後の変化(研究会のアンケート結果より)

     

    2018年11月15日 07時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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