ゴミ屋敷の清掃現場に見る「多頭飼育崩壊」の真実

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作業員6人で2日がかり

猫のフンや尿で荒れた現場を清掃する作業員(群馬県富岡市で)=Freee提供
猫のフンや尿で荒れた現場を清掃する作業員(群馬県富岡市で)=Freee提供

 群馬県富岡市にある平屋の賃貸住宅(間取りは3K)。5年前に猫8匹を残したまま家族は引っ越しましたが、猫のために家を借り続け、時々、エサだけを与えにきていたようです。

 家の中は猫のエサの袋が散乱し、大量のフンと尿にまみれていたそうです。飼い主はもはや手に負えないと判断し、「このままでは賃貸契約を解除できないので何とかしてほしい」と依頼してきました。

 玄関に入った途端、強烈な刺激臭が鼻を突き、防護マスクなしでは入ることは困難だったそうです。

 猫たちは部屋の中で自由に動き回っていて、天井裏にも上っていました。

 大量のゴミ、そしてフンや尿……清掃に作業員を6人投入しても、まとめるのに1日かかるほどの量だったといいます。消臭のために、フンや尿の臭いが漂う壁紙をはがし、和室の砂壁や各部屋の天井は解体。畳も上げるなどして3日間かけて作業をしたそうです。

 劣悪な環境で5年間を過ごした猫たちですが、エサだけは十分に与えられていたため、痩せている猫はいませんでした。ただ、依頼主は結局、引き取りを拒否しました。

 8匹のうち5匹は「里親」が見つかりましたが、3匹は見つからず、困惑した依頼主が捨ててしまい、野良猫になってしまったようです。悲しい結末になりました。

 

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50494 0 深読み 2018/11/17 07:00:00 2018/11/17 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181115-OYT8I50006-T.jpg?type=thumbnail

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