ペットが病気…その病院、安心して任せられる?

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治療費が異なるカラクリ

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 獣医師や動物病院はペットを飼っていない人にはなじみがないかもしれない。

安くて安全な「日本の水」は守られるのか

 しかし道路や庭で、けがをした猫や鳥を見つけたら? 自分が保護せざるをえない状況になることもあるだろう。急に獣医師の助けが必要になる場合もある。身近な動物病院や治療費の目安を知っておいて損はない。

 獣医師は人の医師や歯科医師と同じく大学で6年間学び、国家試験に合格して認められる資格だ。人が飼育する家畜やペットなどを診察できる。動物病院に勤務、あるいは開業する獣医師が多いが、大学で研究を続けたり、家畜を診たり、検疫所に勤めたり……と、さまざまな分野で活躍している。農林水産省への届け出では、獣医師の資格者は全国で3万8985人(16年末)いる。

 獣医師の治療は独占禁止法により自由診療と定められている。その理由は、基準となる料金の設定などを禁止し、動物病院が自由に治療費を設定することで、飼い主の選択の幅を広げるためだ。だから動物病院によって治療費が異なる。

 治療の方法、検査や手術の種類、入院日数などによって治療費は大きく変わるので、費用が心配ならば、事前に問い合わせて大まかな費用を確認しておくのも手だ。動物には人の国民健康保険にあたる制度はないが、飼育しているペットが任意のペット保険に加入していれば、治療費は保険金で補償されることもある。

日本の制度は発展途上

 獣医療の発展やペットの多様化により、獣医師が1人であらゆる動物のあらゆる治療法を網羅するのは不可能に等しい。ところが「ペットは家族」という考え方が浸透し、動物にも人と同じように手厚い治療を望む飼い主が増えている。

 そのニーズに応えて専門的な診断・治療を行う獣医師は増え、動物病院でも腫瘍科、呼吸器科、眼科、歯科などの分野別の診療科を設置したり、診療する分野を限定したりする動きが広がっている。

 日本には欧米のような「専門医」制度はないが、専門知識や実践能力を備えた「認定医」制度が登場している。獣医師を選ぶ目安の一つにはなるが、実績のある獣医師でも認定医の資格を取得していない場合もある。

 「日本獣医がん学会」では国際的水準の「専門医」制度への移行を目標としている。そのため将来的には、獣医師や動物病院を探す際に、よりわかりやすい判断材料が登場するかもしれない。

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