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    子どもが踊る!「TikTok」ブームに潜む危険

    ITジャーナリスト 高橋暁子
     10代の子どもたちに大人気で、3日に発表予定の2018年「新語・流行語大賞」にもノミネートされた動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。スマートフォンのアプリのダウンロード数で上位にランクされ、Instagram(インスタグラム)などをしのぐ勢いだ。しかし、利用者の大半は10代以下の小、中、高校生で、大人の認知度は高くないと言われる。TikTokで子どもたちは何をしているのか。気を付けるべき点は何か。子どものスマートフォン利用に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんに解説してもらった。

    子どもたちに大人気!

    • 「TikTok」のiPhoneアプリのアイコン
      「TikTok」のiPhoneアプリのアイコン

     動画共有アプリ「TikTok」が10代の子どもたちを中心に爆発的な流行をみせている。

     中国のベンチャー企業「バイトダンス」(ByteDance、字節跳動)が開発し、音楽に合わせて15秒までの動画を撮影・投稿できるという機能を持つ。米調査会社センサータワーによると、今年1~3月のiOS(iPhone)向けアプリのダウンロード数で世界トップの4580万回をマークした。

     ダンスなどの動画の投稿が子どもたちを中心に“社会現象”となり、日本でも「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、ブームを巻き起こしている。

    認知度「10代が圧倒的」

     その一方で、特に30代以上の「親世代」「祖父母世代」にはなじみが薄い。

     調査会社・MMD研究所が今年7月に、10~60代のスマホユーザー約1700人を対象に、TikTokの認知度について調査したところ、「現在使っている」が5.8%、「利用したことはあるが、現在は利用していない」が3.4%、「どんなものかわかるが、利用したことはない」が13.2%にとどまった。

     ところが、10代に限ると、「現在使っている」が13.6%、「利用したことはあるが、現在は利用していない」8.6%、「どんなものかわかるが、利用したことはない」が43.2%と、6割以上が利用しているか知っているという結果だった。ちなみに、20代の認知度は4割強。いかに低年齢層を中心に広がっているかがデータからもわかる。

     このアプリはなぜ子どもたちに人気なのか。どのように使われているのだろうか。

    2018年12月03日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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