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    生活

    インスタ映えしない「サバ」なのにブームのワケ

    フードプランナー 渥美まいこ
     塩焼き、 味噌 ( みそ ) 煮、西京焼き……。サバを使った定食ランチはサラリーマンの定番の一つだ。缶詰はそのままでも手軽な酒の ( さかな ) になり、晩酌を欠かさないおじさんたちの強い味方だった。華やかさとは無縁の見た目はインスタ映えもしない。それが、今年になって流行グルメの最先端として注目を集めている。フードプランナーの渥美まいこさんが、サバブームの背景を探る。

    2018年は「サバイヤー」

    • 2018年の「今年の一皿」に選ばれたのは「鯖」
      2018年の「今年の一皿」に選ばれたのは「鯖」

     2018年は、サバ(缶)にとって“脂がのった最旬の一年”だったと言えるのではないでしょうか。

     検索データやクックパッドニュースのアクセス数などを基に今年を代表する料理を選ぶ「食トレンド大賞2018」で、「サバ缶」を大賞に選んだと発表しました。

     また、ぐるなび総研は12月6日、2018年を代表するグルメとして、「今年の一皿」に「(さば)」を選んでいます。飲食店検索サイトのデータや報道機関などの関係者によるアンケートを基にしているそうです。

     つまり、サバは今年、家庭料理としても、外食メニューとしても注目を集め、史上初のダブル受賞を果たしたのです。

     実際、2017年にサバの缶詰は約3万9000トン(日本缶詰びん詰レトルト食品協会調べ)の生産量で、缶詰の王者「ツナ缶」を上回りました。日本水産(東京)のデータによると、18年4~9月の販売数量は前年の2倍に伸びているそうです。

     スーパーの缶詰売り場から、サバ缶が姿を消したという現象を目にした人もいるでしょう。サバ缶に関連するレシピ本は増刷の大号令が鳴りやまないという話も聞きます。

     今年は文句なしの「サバイヤー」です。ブームの背景を探ってみましょう。

    2018年12月13日 11時38分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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