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ドライアイは「涙の異常」

正常な目とドライアイの目の比較
正常な目とドライアイの目の比較

 健康な人は目が乾くと、涙が流れることで潤いを取り戻します。「悲しい」などという感情の高ぶりがなくても、人は目の潤いを保つために涙を出しているのです。

 涙は目の角膜を、異物の侵入や乾燥から保護しています。外側から順に、水分の蒸発を防ぐ「油層」、角膜に酸素や栄養を送る「液層」、涙をのりのように定着させる「ムチン」の層からなります。

 ドライアイは涙の量が少なかったり、涙を構成する3層のバランスが崩れて“涙の質”が悪くなったりすることで、目の表面を潤す力が低下した状態を言います。角膜が露出することがあり、傷つきやすくなります。ドライアイで病院を訪れる患者さんの多くは、“涙の質”が悪いケースです。

 “涙の質”を調べる検査は眼科でできます。「BUT(ビーユーティー)」といい、涙が何秒間、目の表面(角膜)を守ってくれる(覆ってくれる)のかを調べる検査です。10秒以上、目を守ってくれるようであれば正常、5~10秒がボーダーライン、5秒以下で先に挙げた症状があれば、“涙の質”が悪いとしてドライアイと診断されます。

スマホの長時間使用も原因に

 ドライアイは血圧を下げる薬や向精神薬などの使用が原因となる場合もありますが、一般的な原因は環境によるものと考えられています。特にエアコン、パソコン、コンタクトレンズの「3コン」との関わり方がリスクが高いと言われています。

 エアコンは空気を乾燥させます。パソコンやテレビ、スマートフォンなどの画面を見続けていると、まばたきが減少し、角膜が空気に触れている時間が増えて乾燥します。コンタクトレンズは涙の層を分断してしまいます。特にソフトコンタクトレンズは、水をレンズ自体が吸収してしまうという性質もあるので、ドライアイになりやすいといえます。

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301460 0 深読み 2019/01/25 07:00:00 2019/02/14 16:05:35 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190121-OYT8I50071-T.jpg?type=thumbnail

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