通販感覚?クラウドファンディングの今

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

プロジェクトを「買う」

購入型の特徴
購入型の特徴

 そもそも購入型とは、どういう手法なのか確認しておきたい。

 購入型は、資金を調達したい人がプロジェクトをCFサービス事業者のサイトなどを通じて発表し、そのプロジェクトに対して支援者(購入者)が資金を提供する。プロジェクトを行う側は、支援の見返りに「成果」である製品や権利をリターン(返礼品)として返すという仕組みだ。たとえば、飲食店を開業したい人が開店資金300万円を調達する代わりに、支援者たちに食事代の割引や限定会員になれる権利などを返すことになる。

 目標金額を調達できるかどうかは、プロジェクトの立て方、リターンの魅力にかかってくる。成功例とされるのが、映画「この世界の片隅に」のプロジェクトだ。製作費の調達と公開前のPRを兼ねて、CFを通じて目標金額2160万円を募った。監督を囲むミーティングの参加権や、映画本編のエンドロールに支援者の名前が流れるといったユニークなリターンが奏功し、開始8日後に目標額を調達した。

 約40件のプロジェクトを支援してきたという杉本昌毅さん(29)は、購入型の魅力をこう語る。

 「まだ見たことがない製品や、経験したことがないものに出会える高揚感がある。実際に『便利だな』『いいな』と思えるリターンがものすごく早い段階で手に入る。そういうものに自分も携われるわくわく感があります」

 購入型のCFサービスサイトのプロジェクトをのぞくと、ネット通販サイトのように、ありとあらゆるジャンルの製品などが見つけられるはずだ。しかも、その大半がまだ世には出回っていない。購入型という仕組みそのものが、支援者の「優越感」をくすぐる仕掛けになっているとも言えそうだ。

1

2

3

4

無断転載禁止
415274 0 深読み 2019/01/31 07:00:00 2019/02/01 05:43:14 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190130-OYT8I50037-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ