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「親子4人家族」におすすめのキャンピングカー4選

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Fast&Slow / PIXTA

キャンピングカーをいざ買おうと思ってみても、どの車種を選べば良いのかわからないという人も多いのではないだろうか。

今回は、夫婦+子ども2人=4人家族におすすめのキャンピングカーを紹介しよう。

そもそも「最適な広さ」って?

キャンピングカー選びの話題になると、必ずお話することがある。それは「使う人数プラス1名分くらいのスペースのある車」がいいですよ、ということ。

そりゃ、余裕があるに越したことはないだろう、とお思いだろう。だが、もう一歩踏み込んで想像してみて欲しい。ベッドメイキング(ベッドを展開)するのは、たいていが夜である。季節によっては寒いこともある。天候が悪いことだってある。そんなとき、車内に十分なスペースがないとどうなるか。

シートからベッドに展開するとき、荷物はどこに仮置きする? コンパクトなバンコンや軽キャンピングカーの場合、全員一度外に出ないと、ベッド展開できないことだってある。夜遅くなって、いい加減くたびれてから、場合によっては酔っぱらってしまってから、荷物をどかし、ベッドを展開し、寝具を整え……その作業は果たして現実的だろうか。

キャンピングカーショーや店頭で展示されている車両は、いわばモデルルームだ。きれいに飾られて、ちょっとした食器やぬいぐるみなどが添えられていたりする。しかし、実際に旅をするとなると、家族の荷物や装備に場所を取られることになる。寝具は?着替えは?食料は?遊びの道具だって持って行きたいだろう。そうしたものを、どこに積むのか。使って汚れた遊具はどうやって持ち帰るのか。

そんなポイントを踏まえたうえで、おすすめするのが次の5台だ。

おすすめ①
メーカー:キャンピングカー・オーゼット
車種:Grand vacation 490 Ⅱ
(乗車定員10人、就寝定員5人)
画像:キャンピングカー・オーゼット提供

バリエーション豊富なワンボックスカーといえば、トヨタ・ハイエース。その中でも、ワイドボディ・ミドルルーフという車両は、同社のアルファードとほぼ変わらないサイズである。街乗りにも問題なく使える人気のサイズで、各社がラインナップしているベース車だ。その中から今回お勧めしたいのが、キャンピングカー・オーゼットのGrand vacation 490 Ⅱだ。

ポイント1 4人分のベッドを標準装備

画像:キャンピングカー・オーゼット提供

まず特徴的なのが、二段ベッドが標準装備であること。

4人家族でもゆったり過ごせるし、使わないベッドは棚と考えて、荷物を載せることもできる。

空間を有効に使えて、デッドスペースを生まない好レイアウトと言えるだろう。

ポイント2 キッチンがない

いわゆる「車中泊仕様車」なので、キッチンやトイレスペースなどが省略されていて、室内を広く使える。キャンピングカーでどの程度の生活をするか、それは人それぞれだが、このサイズのバンコンで本格的に料理をしようという人は少ないのではないかと思う。親子4人ともなるとなおさらだ。

画像:キャンピングカー・オーゼット提供

アレルギーがあって食品を持ち歩きたいとか、外食が苦手、という人なら、小さくても冷蔵庫や電子レンジを備えるべきだろう。

だが、快適に寝られればいい、車内ではコーヒーが湧かせる程度でいい、という人なら、思い切ってキッチンを省略してもよかろうと思う。

このように、使い方を具体的にイメージして、使用頻度が高くなさそうな装備をやめるなど、割り切って考えた方が空間は広くなる。

おすすめ②
メーカー:レクビィ
車種:ファイブスター・セプト
(乗車定員7人、就寝定員3人+小人3人)
画像:レクビィ社提供

同じトヨタ・ハイエースでも、スーパーロングタイプをベースにすると、室内にかなりの余裕が持てる。スーパーロングはバンコンのビルダーなら必ず扱うモデルであり、それだけ商品もバリエーション豊富。つまりは激戦区である。

その中でも、100系ハイエースの頃から改良を続けながらロングセラーとなっているのが、レクビィ社のファイブスターである。細かなマイナーチェンジを繰り返しているが、現在はファイブスター・セプトというモデルが最新。

ポイント1 対面式ダイネット

画像:レクビィ社提供

食事をする空間=ダイネット。このモデルではダイネットがテーブルをはさんでの対面式である。ファミレスのボックス席をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。なぜそれがオススメなのかといえば、ゆったりくつろげるから。

旅をしていると、天気のいい日ばかりではない。外で遊ぼうにも、土砂降りだったりすれば車内で過ごす時間は長くなる。そんなとき、子どもがぐずらず、のびのびと過ごせるダイネットはあると助かる装備なのだ。

ポイント2 マルチルームつき

画像:レクビィ社提供

前出のGrand vacation 490 Ⅱと違って、ファイブスターにはキッチンも装備。さらにはマルチルームもある。マルチルームとは文字通り、何に使ってもいい空間のこと。

たとえば、カセット式のトイレを積んでおいて、トイレルームにするのもいい。

小さな子どもや年配の家族を連れて旅をしたいとき、トイレがある安心感は何物にも代えがたい。ハイシーズンの混雑したサービスエリアで並ばなくていいし、夜中にトイレに行きたくなっても、車内で用が足せたらどんなに助かるか。

もちろん、トイレとして使わなくても、収納スペースにしてもいい。汚れた遊具(濡れたウェットスーツとか、スキーとか)を収納するにもうってつけだ。

二段ベッドもあって、空間が有効に使えるのもGrand vacation 490 Ⅱと同じ。動線も十分に研究されていて、使い勝手の良さにも定評がある。

おすすめ③
メーカー:バンテック
車種:コルドバンクス
(乗車定員7人、就寝定員5人)
画像提供:バンテック社提供

普段の車とキャンピングカー。2台は持てないから兼用したい。都市部にお住まいの方に多い要望だ。「キャブコン*を普段使いなんて…」という声もよく聞くが、実際、普段使いしている人は結構いる。前回ご紹介したように、フォルムに惑わされているだけで、決して普段使いできないサイズではないのである。

画像提供:バンテック社提供

なにより、居住性を考えれば、やはりキャブコン*に軍配が上がるのだ。

*キャブコン:キャブオーバータイプ(エンジンが運転席の下にあってボンネットがない)の小型トラックに、専用の居室を架装したキャンピングカーのこと。キャブオーバーコンバージョンを略してキャブコンと言う。見た目も中身も、いわば「ザ・キャンピングカー」。

ポイント1 2m×5mの駐車枠に収まるサイズ

日本の道路事情、駐車場事情を考えたら、2×5mに収まるサイズであることは重要だ。バンテック・コルドバンクスはもちろん、この範囲に収まるように設計されている。車高は高いので立体駐車場には向かないが、最小回転半径は4.8m。つまり、ジャパンタクシーよりも小回りが利くのだ(ジャパンタクシーの最小回転半径は5.3m)。

ポイント2 豊富な収納&家庭用エアコンも!

画像:バンテック社提供

バンコンに比べて、圧倒的にスペースに余裕があるのがキャブコンの魅力。コルドバンクスにも収納はたっぷり。居室後部には人気の二段ベッドがあり、家庭用エアコンまでついている。

家庭用エアコンはどんどん進化していて、静音設計であることはもちろん、とにかく消費電力が格段に少なくてすむようになった。夏の厳しさが増す昨今、熱中症対策がより必要な子どものためにも、省電力型の家庭用エアコンは人気の装備だ。

おすすめ④
メーカー:インディアナRV
車種:エメロード376
画像:インディアナRV社提供

トレーラー、と聞くと「(けん引)免許持ってないので…」と言われることが多い。が、トレーラー重量が750kg以下なら、けん引免許は不要なのだ。引っぱる側は1800ccクラスの乗用車でOK。何より、イニシャルコストもランニングコストも自走式より格段に安い。

ポイント1 およそ必要なものはフル装備

画像提供:インディアナRV社提供

インディアナRV社が輸入しているフランス製のトレーラー、エメロード376は、ダブルサイズのベッドがひとつ、二段ベッドがひとつ。

キッチンもトイレもフル装備で、室内は広々。

それでいてけん引免許不要なのだ。

ポイント2 エンジンがついてない分、安い!

画像:インディアナRV社提供

これはエメロード376に限った話ではないが、キャンピングトレーラーは自走式に比べるとかなりリーズナブル。

しっかりした居住空間を確保していながら、ベーシックグレードなら300万円を切るというタイプもある。エンジンがない分、車検もお手軽なのがうれしい。

いかがだろうか。家族の人数だけでなく、年齢や遊び方まで視野に入れて、なるべくリアルに想定してみよう。それが、人それぞれの事情に合った、最適な一台が見つけるコツなのだ。

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2128487 0 東洋経済オンライン 2021/06/24 09:53:41 2021/06/24 09:53:41 2021/06/24 09:53:41

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