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    選手紹介

    けが教訓、万全の準備~鈴木健吾(神奈川大4年)

    • 鈴木健吾(すずき・けんご)
      鈴木健吾(すずき・けんご)

     前回の箱根駅伝「花の2区」(23・1キロ)で、歴代8位の1時間7分17秒をマークして区間賞。その実力を、今季も結果で証明してきた。

     3月の日本学生ハーフでは周囲のマークが厳しくなり、「挑戦する立場から追われる立場に変わった」。そんな重圧を感じながらも1時間1分36秒で優勝、8月のユニバーシアード出場権を獲得した。5月の関東学生対校選手権2部1万メートルでも日本人トップの4位で、安定感を示した。

     ただ、順風満帆ではなかった。今冬のマラソン初挑戦をにらみ、3月下旬から約3週間、日本陸連の強化合宿に参加。トラックに向けたスピード練習が不足する中でレースをこなした反動などから、6月頃から右股関節に痛みが出た。それでも「ユニバで金」を目指し、無理を押して練習したが、完治しないまま迎えた本番では3位に終わり、「スタートラインに立った時に勝負が決まっていた」と悔しさを胸に刻んだ。

     最後の箱根に向け、「2区の日本人最高(1時間6分46秒)や連続区間賞を期待されると思うが、そこに執着しすぎず万全の準備でスタートに立つ」。夏の教訓を胸に持てる力を発揮し、チーム20年ぶりの総合優勝という夢に向かう。

    2017年10月02日 11時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun