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    【全日本大学駅伝】青学大・原監督、上限の3人を当日変更へ

    • 青学大の原晋監督(左)を激励する日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー
      青学大の原晋監督(左)を激励する日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー
    • 全日本大学駅伝の前日練習で軽快な走りを見せた青学大エースの下田裕太
      全日本大学駅伝の前日練習で軽快な走りを見せた青学大エースの下田裕太

     学生3大駅伝の第2戦、全日本大学駅伝は5日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。大会前日の4日、名古屋市内で監督会議が行われ、大会連覇を狙う青学大の原晋監督(50)と、今季3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月9日)から連勝を狙う東海大の両角速監督(51)が顔を合わせ、虚々実々の前哨戦を繰り広げた。

     同学年の原監督と両角監督は学生時代からの知り合いで、互いに遠慮せずにトークバトルする仲。レースプランの予想でも、それぞれ熱く持論を展開した。

     両角監督「4区が終わった段階で抜け出していたい。少なくとも、優勝争いには踏みとどまっていてほしい。つなぎ区間の5~7区は自信があるので、差をつけられる。青学大のアンカーが誰なのか分からないが、先、あるいは同時にタスキをもらえば、川端(千都、4年)なら勝てます」

     原監督「まず、1区で出遅れないことが肝心。2区の田村(和希、4年)はレースの流れを変えられる力を持つ。うちも5~7区には自信を持っています。アンカーがだれかは言えないけど、同時に走り出せば負けません」

     全日本大学駅伝は今年から区間エントリーのルールが変更。2日に8区間と補欠5人を登録し、大会当日朝に補欠選手を3人まで任意の区間に投入できる(あらかじめ区間登録された選手の区間変更は認められない)。

     1区・鬼塚翔太、3区・館沢亨次、4区・関颯人ら「黄金世代」と呼ばれる東海大の2年生が注目される中、両角監督は「上級生の意地に期待したい」と話した上で「期せずして、後半4区間は全員、上級生になった」とポロリ。5区登録の中島怜利(2年)から補欠唯一の上級生の湊谷春紀(3年)に変更することを示唆した。

     一方の原監督は具体的な名前は避けたが、上限の3人を当日変更することを認めた。注目選手としては3区登録の神林勇太(1年)を挙げる。「実は、神林君は全日本大学駅伝当日の5日に放送されるTBS系ドラマ『陸王』第3話にトップランナー役として出演します。こう、ご期待です」。ドラマの陸上総監修を務める原監督は番宣(番組宣伝)も忘れなかった。

     日本陸上界の異端児を自任する原監督は監督会議終了後には日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(61)=DeNA総監督=とも舌戦。「瀬古さんの優勝予想は東海大らしいじゃないですか。でも、瀬古さんの予想は外れるからいいですよ」とニヤリと笑いながら話しかけた。瀬古リーダーは「何、言っているんだ」と言いながらも握手を交わし、激励した。

     下馬評通り、青学大と東海大の“2強”の優勝争いとなるか。あるいは、神奈川大、東洋大、中央学院大、山梨学院大、駒大、順大、早大などが割って入るか。レースは5日午前8時5分にスタートする。

    (スポーツ報知)

    2017年11月04日 20時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun