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    つなぐ2018

    順大 3年生エースが刺激

    • 暗くなったグラウンドを走る順大の選手
      暗くなったグラウンドを走る順大の選手

     前回は往路3位で総合4位。今回は往路優勝、総合3位以内を狙う。チームの核となるのは塩尻和也(3年)だ。学生を代表するエースへと成長し、11月に1万メートルでエントリー選手中2位の27分47秒87をマーク。3年連続の2区で初の区間賞を照準に捉える。

     大黒柱の存在は周囲にも刺激になっている。「練習で塩尻と同じメニューをこなしている」という主将の栃木渡(4年)は、8月のユニバーシアード大会ハーフマラソンで6位に入賞するなど存在感を増した。前回、5区で区間5位と好走した山田こう(3年)も得意の山登りで「箱根くらいは塩尻より目立ちたい」と意欲を燃やす。

     全日本大学駅伝は12位と振るわなかった。1区の橋本龍一(2年)は1週間ほど前から風邪を引いていたが、試合に出たくて「治る治る、と自分にも周りにもごまかしていた」。結果は区間22位の大ブレーキで、長門俊介監督に「本当に大切にするのは、自分の走りたい気持ちか、チームで勝つことか」と諭された。

     若さゆえの手痛い失敗を糧に、箱根では優勝11回の伝統を重ねてきた「調整の順大」が、チーム一丸となって本領を発揮するはずだ。(杉野謙太郎)

    2017年12月18日 04時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun