個性尊重で飛躍・神奈川大

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「個の尊重」でエース候補が育ちつつある神奈川大のメンバーら(神奈川大中山キャンパスで)
「個の尊重」でエース候補が育ちつつある神奈川大のメンバーら(神奈川大中山キャンパスで)

 久々の全日本制覇の歓喜から一転、前回の箱根でまさかの総合13位に終わった。再起に向け、大後栄治監督は「予選会は5番通過、箱根ではシード権を目指す」と堅実な目標を掲げる。

 1997、98年の箱根連覇後、長い低迷を経たチームは、前々回の箱根で鈴木健吾(富士通)の2区区間賞の活躍もあり、総合5位と躍進した。しかし、昨年の全日本優勝で「箱根でも20年ぶりの優勝を」と周囲の期待が膨らみ、選手たちは重圧に押しつぶされた。

 この結果を受け止めつつ、大後監督は鈴木や山藤やまとう篤司主将(4年)の飛躍を導いた「個の尊重」というチーム方針を、さらに強化した。

 一律に距離を求めた以前の練習から、スピード型、ロード型といった適性に加え、選手が複数のメニューから自らの調子なども見極めて練習内容を決めるようにした。指揮官は「一人一人が自分で考え、強みを突き詰めてほしい」と期待を込める。

 日本学生対校選手権3000メートル障害2位の荻野太成、2年連続箱根出場の越川堅太らの3年生のほか、下級生にも将来のエース候補が育ちつつあり、山藤は「来季はまた優勝争いに絡んでいけるよう、経験を積ませたい」。確実に予選会を突破し、真の強豪への一歩を踏み出す。

53396 0 読み物 2018/10/12 12:06:00 2018/10/12 12:06:00 2018/10/12 12:06:00 予選会に向け練習する神奈川大の選手たち(29日、神奈川大中山キャンパスで)=今野絵里撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181012-OYT8I50003-T.jpg?type=thumbnail

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