箱根駅伝の「見た目の順位」と「実際の順位」の違いって?

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

復路で一斉に繰り上げスタートする選手たち(2016年)
復路で一斉に繰り上げスタートする選手たち(2016年)

 箱根駅伝では、先頭チームと一定以上の差がついてしまったチームについて、次の走者を強制的に出発させる繰り上げスタートがある。一般道を通行止めにする時間を短くして交通渋滞を回避することが目的だが、このルールのために、観戦している側が戸惑う事態も生じる。「見た目の順位」と「実際の順位」が異なるケースが特に復路であるのだ。

 箱根駅伝の繰り上げルールのうち、復路スタートに関する部分は以下の通り。

 「往路(ゴール)の芦ノ湖で1位チームがゴールテープを切ってから10分以内にゴールしたチームは、そのタイム差で翌日の復路をスタートする。10分を超えて到着したチームは、復路では1位のチームが出発した10分後に一斉に繰り上げスタートする」

 例を挙げて説明するとこうなる。

 ここでD大、E大、F大に注目する。D大は1位から10分以内にゴールしたから復路も同じタイム差(9分50秒後)でスタートするが、E大とF大は10分を超過しているので、きっかり10分遅れの8時10分に同時スタートする。D大とE大、F大との往路での実際のタイム差はそれぞれ1分、3分だが、復路のスタートはともに10秒差だ。

 復路の順位と2日間の総合順位は、往路の実際のタイム差に復路の出発時間差や中継所での繰り上げスタートの有無、さらに大手町でのゴールの時間差などが加味されて最終確定することになる。

 つまりこの例で言うと、E大が復路でD大を追い抜いて先にゴールしても総合成績ではD大の方が順位が上というケースもままある。大手町に到着した順が必ずしも総合順位でないのは、正式結果の発表まで最終順位が分からないという緊迫感にもつながっている。

無断転載禁止
977042 0 読み物 2019/12/31 06:00:00 2020/01/02 06:36:49 2020/01/02 06:36:49 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191228-OYT8I50006-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み_東京2020オリンピックパラリンピックキャンペーン

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
挑むKANSAI
読売新聞社からのお知らせ