【箱根予選会】78歳の青葉監督率いる名門の日大が18位で敗退 90回目の出場逃す

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レース後、肩を落として引き揚げる日大・樋口翔太(108)ら選手たち。18位に終わり箱根駅伝出場ならず(カメラ・竜田 卓)2020年10月17日(スポーツ報知)
レース後、肩を落として引き揚げる日大・樋口翔太(108)ら選手たち。18位に終わり箱根駅伝出場ならず(カメラ・竜田 卓)2020年10月17日(スポーツ報知)

 (スポーツ報知)◆報知新聞社後援 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(17日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地内周回コース=21・0975キロ)

 出場46校が上位10人のハーフマラソンの合計タイムで競い、上位10チームが箱根駅伝本戦の出場権を獲得した。名門の日大は18位で落選し、大会歴代2位タイとなる90回目の出場を逃した。前回優勝の青学大はじめシード10校、予選会通過10校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが新春の箱根路に臨む。

予選通過ならず、肩を落とす日大の選手たち(カメラ・頓所美代子)(スポーツ報知)
予選通過ならず、肩を落とす日大の選手たち(カメラ・頓所美代子)(スポーツ報知)

大ベテラン、厳しい表情

 「18位、日本大学」

 敗退を告げる知らせに大ベテランの青葉昌幸(よしゆき)監督(78)は厳しい表情を浮かべた。

 大東大の監督時代に箱根駅伝優勝4度。昭和と平成の時代に大学駅伝界のトップに立ち、箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟の会長まで務めた“大御所”が、母校の日大を率いて令和の箱根駅伝に戻ってくることはなかった。

 日大は箱根駅伝で歴代3位の優勝12回を誇る名門。しかし、今年の箱根路では18位に終わり、6年連続でシード権を逃した。その結果を受け、6月1日付けで武者由幸前監督(37)が退任して大学の一般職員となり、関東学生陸上競技連盟の名誉会長の青葉監督が急きょ就任した。1990年度に大東大の監督として史上初の学生駅伝3冠に輝いてから30年。大東大監督を退任した2000年以来、20年ぶりに現場の最前線に復帰した。

 78歳の指揮官は、東京・稲城市の選手寮内にある監督室に住み込み、約60歳も年下の学生と暮らす。「食事も風呂も一緒。『僕はこのチームが好きだ。年だから話はくどいけど』といつも選手に言っています」青葉監督は選手に寄り添って戦ったが、6月からの新体制は順調に進まず。練習メニューに「縄跳び」が取り入れられることがあったが、チーム強化につながらなかった。

 予選会では前回6区4位の宮崎佑喜(4年)、前回9区20位の橋口大希(3年)ら複数の主力が登録メンバーから外れ、苦戦が予想されていた。9月に1万メートルの自己ベストを31分32秒95から28分55秒36に大幅更新した小坂友我(3年)ら数人が台頭したが、穴を埋めることはできなかった。

 6月に就任した直後、青葉監督は頂点へのロードマップを明かしていた。

 「97回大会の今回は7位以内に入り、98回、99回大会で優勝への足がかりをつくる。私の役目はそこまで。次の若い監督のもと、100回大会で日大が優勝しますよ」

 実現すれば、ちょうど半世紀ぶりの快挙となるが、その壮大な野望の実現が難しいことは、この日の結果が示している。名門復活の道のりは険しい。

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1564882 0 スポーツ報知 2020/10/21 11:45:00 2020/10/21 11:45:00 2020/10/21 11:45:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201020-OYT8I50051-T.jpg?type=thumbnail

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