駒大、予選会トップ通過の快走…逆境を強みに

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 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で6度の総合優勝を誇る駒沢大が13日、東京都立川市で行われた予選会に9年ぶりに臨み、トップ通過の快走を見せた。今年1月の「箱根」でシード権を失った名門の選手らは逆境を強みに変え、本大会への切符をつかんだ。

 「第1位 駒沢大学」。午前11時15分頃、ゴール地点の国営昭和記念公園で大学名が読み上げられると、選手らはガッツポーズや握手をして、予選会通過を喜び合った。

 予選会は各校10~12人が約21キロを一斉に走り、上位10人の合計タイムの少なさを競う。今回は39校の計約450人が出場。駒大はチームで10番目にゴールした選手でさえ29位に入る圧勝だった。主将の堀合大輔選手(4年)は「チームの目標の1位通過を果たし、ほっとしている」と喜んだ。

 今年1月の本大会。主力選手が失速するなどし、総合12位に沈んだ。大八木弘明監督(60)は新チームの始動にあたり、「戦力の底上げ」を課題に挙げた。予選会のルールを踏まえ、長丁場を安定して走り切る選手を多くそろえる必要があった。

 参考にしたのは、同じく予選会から出場し、本大会で総合2位に食い込んだ9年前の練習メニュー。大八木監督は「そのまま踏襲している。内容は言えないが、成果は出ている」と自信を見せていた。その言葉通り、2年生の選手が夏以降、1万メートル走で29分台を次々に記録。「強い選手」の目安とされる30分台の壁をクリアし、戦力に加わった。

 チームは「箱根」で10位以内に入れなかったため、今月8日の出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)にも22年ぶりに出場できなかった。しかし、選手らは予選会直前の開催で、走る距離も短い出雲駅伝に出ないことを逆手に取った。夏場の合宿で長距離を走り込み、予選会に調子のピークを合わせることに集中した。

 予選会でチームの上位10人の合計タイムは、想定より約8分も少なかった。大八木監督は詰めかけたファンに「私も驚くような好成績。選手を褒めてあげてほしい」と声を張り上げた。

 本大会出場は53年連続53回目。エースの片西景選手(4年)は「青山学院、東洋、東海の3強に割って入りたい」と意気込んだ。優勝争い常連校のプライドをかけ、箱根路の決戦に挑む。

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