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    主将は左膝不安、故障者続出の東洋「力尽きた」

    • 3位でゴールし、悔しそうな表情を見せる東洋大の大沢駿
      3位でゴールし、悔しそうな表情を見せる東洋大の大沢駿

     会心のレースで2連覇を飾った箱根駅伝往路から一転、1分14秒差の東海大、さらには5分30秒差があった青学大にも逆転を許した東洋大。9区19位に沈んだ中村(4年)のブレーキは誤算だったが、首位を譲った8区までに両校との選手層の差が改めて浮き彫りとなった。

     前回よりタイムを1分19秒縮めた6区今西(3年)ら、8区までの3人はいずれも区間3位と力走。それでも、上位2校の選手たちに大きく水をあけられた。

     左膝に不安があった7区の小笹主将(4年)を含め、前哨戦の駅伝から出続けた選手に故障者が続出し、チーム状態は万全には遠かった。往路で主導権を握る戦略を取るため、復路にエース級を回す余力はなく、酒井俊幸監督は「最後は力尽きた感がある」と総括した。

     来季も4区区間新記録の相沢晃(3年)ら往路メンバー4人を含めた7人の経験者が残り、チームの潜在能力の高さに疑いはない。8区を走ったルーキー鈴木は「次は自分が区間新記録を出したい」と宣言。屈辱の敗戦を糧に、王座奪還への力を蓄える。(西口大地)

    2019年01月04日 16時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun