73回連続の本大会へ、新生日本体育大の「もう一押し」とは…箱根駅伝予選会

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が17日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地内を周回するハーフマラソンのコースで行われる。上位10校が得られる本大会の出場権をかけ、46校が午前9時35分にスタート。73回連続出場がかかる日体大にとっては、新たな指揮官を迎え、名門再興の足がかりにしたいレースだ。

不祥事と連続シード落ちの名門、高校女子駅伝の名将に託した再興

玉城良二新監督を迎え、73回連続本大会出場を目指す日体大の選手たち
玉城良二新監督を迎え、73回連続本大会出場を目指す日体大の選手たち

 2018年秋に部員への暴力行為などを理由に当時の駅伝監督が解任されて以降、専門外の指揮官が率いた2度の箱根駅伝はともにシード落ち。苦しむ名門に今年7月、大学OBで高校女子駅伝の名将として知られる玉城良二監督(59)が就任した。

 全国高校駅伝で2度の準優勝を果たした長野東高では選手の自主性を重んじた。新天地でも2年近く学生主体で考えられた練習や生活面の取り組みを評価しつつ、「この方向でいいのかと迷うところで指導者の一押しがあれば、もっと力を発揮できるチームだと思った」。

玉城良二監督は走行距離追求…30キロを6度

玉城良二監督
玉城良二監督

 70人の部員に対し「70番目の選手がいい顔をしているチームが強い」と語り、夏合宿は計56日間の大半を全員で臨んで底上げを図った。また、「昨年までは絶対的な走行距離が少なかった」と指摘。6度の30キロ走を含む前年比2~3割増しの量を走り込み、嶋野太海ひろうみ主将(4年)は「知識や経験が豊富な監督が指針を示してくれて、自信を持って取り組めた」と感謝する。

 ハーフマラソンで1時間1分36秒の好記録を持つ池田耀平(4年)、昨年の予選会個人14位の藤本珠輝(2年)らを擁し、前回の箱根メンバーから卒業したのは3人だけ。池田は「総合力で戦う。その中で個人トップで貢献したい」と語る。

 連続出場の重圧を背負うのは伝統校の宿命だが「当たり前のことを丁寧にやれば問題ない。選手は伸び伸びやってくれればいい」と玉城監督。自然体で、新生日体大の第一歩を踏み出す。

無断転載・複製を禁じます
1552042 0 ニュース 2020/10/16 06:00:00 2020/10/16 10:57:16 2020/10/16 10:57:16 玉城良二新監督を迎え、73回連続本大会出場を目指す日体大の選手たち https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201015-OYT1I50070-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ