読売新聞オンライン

メニュー

中谷・太田の2枚看板で勝負する早稲田大、復活へ踏み出す山梨学院大…箱根駅伝 つなぐ<5>

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

少数精鋭で3位以内を目指す早大の選手たち
少数精鋭で3位以内を目指す早大の選手たち

ダブルエース、日本選手権で快走…早大

 「勝ちたいという雰囲気が選手から自然と出てきている。(優勝争いをした)4年前の雰囲気に近い」。相楽豊監督の言葉に充実感がにじむ。長距離部員は約30人と多くはないが、粒ぞろいの選手たちが、総合3位以内を狙う箱根を前に調子を上げてきた。

 中でも「ダブルエース」の3年生、中谷雄飛なかやゆうひと太田直希が強力だ。チームが5位に入った全日本大学駅伝では、中谷が3区区間賞、太田が4区区間2位。今月の日本選手権ではともに1万メートルで27分50秒台をマークした。中谷は「継続して練習が積めている。箱根に向けても自信がついた」と語る。

 続く層も充実している。11月に早大で行われた1万メートル記録会は明大の主力がそろう中、井川龍人(2年)、宍倉健浩(4年)が自己ベストを更新して1、2位。箱根では1年生も4人登録されたがいずれも走力は十分で、注目を浴びる他大学の強力ルーキーたちに割って入る可能性はある。

 不安要素は、新型コロナウイルスの影響で例年通りに夏合宿が行えず、走り込みが若干不足していること。ただ、そこは指揮官も織り込み済みで、「不安があるとすればそこだけ。油断せずにやりたい」。不敵な笑みを浮かべた。(工藤圭太)

はい上がる常連校…山梨学院大

オニエゴ
オニエゴ
森山真伍
森山真伍

 3度の優勝経験を誇る常連校の連続出場が前回、33年で途切れた。予選会17位という惨敗だった。就任1年目だった飯島理彰まさあき監督は、「自信を失った」。それでも学生たちの「箱根に出たい」という強い思いを受け止めて立ち直った。予選会は、ハーフマラソンのチーム記録を4人が更新するという快走で突破した。

 11月の全日本大学駅伝は13位。上位校の壁は厚かったが、収穫もあった。ポール・オニエゴ(3年)は7区で区間3位、エース級がそろう最終8区で森山真伍(4年)が区間8位と粘った。スピードが武器の瀬戸祐希(4年)は1区で8位ながら区間新記録をマーク。期待の1年生、新本しんもと駿が、4区の区間10位でデビューを果たした。主将の森山は「最低限にはまとめられた。箱根では、もっと良い走りが出来る」という手応えをつかんだ。

 今回の目標はシード権獲得。「どん底を知った山梨学院大が、はい上がっていく姿に注目してほしい」と飯島監督。復活に向けた第一歩にしたい。(塩見要次郎)

無断転載・複製を禁じます
1705802 0 ニュース 2020/12/17 05:00:00 2020/12/17 13:37:00 箱根駅伝に向け、練習に励む早大競走部。埼玉県所沢市で。2020年12月2日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201216-OYT1I50097-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)