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丹所が継ぐ東京国際大のエース魂、帰ってきたラジニが軸の拓殖大…箱根駅伝 つなぐ<8>

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ビンセント、2区で「区間記録を更新したい」…東京国際大

2年連続シードを目指す東京国際大の選手たち
2年連続シードを目指す東京国際大の選手たち

 前回5位に食い込み、創部9年目で初のシードをつかんだ。躍進の立役者となったエースの伊藤達彦(ホンダ)は卒業したが、チームに今も大きな影響を与えている。

 今季5000メートルで13分56秒51をマークし、日本人エースとなった丹所たんしょ健(2年)は、昨年11月の合宿で相部屋だった伊藤が日中、独自練習や体のケアでほとんど不在だったことに驚いた。「考えられないくらい走り込んでいた。あれだけ努力しないとトップまでいけないんだな」

 村松敬哲ひろのり(1年)は、ホンダとの合同練習の後、静岡・浜松商の大先輩である伊藤からアドバイスされた。「やるのは自分。自分が何をしたいかで、強さは違ってくる」。5000メートルは15分近くかかっていたが、秋以降急成長して14分1秒00で走り、「勢い枠」(大志田秀次監督)で登録メンバーに入った。

 前回3区で区間新のビンセント(2年)は2区で「区間記録を更新したい」と話す。大志田監督は「まずはシードを確実に取って常連校を目指したい」と控えめな目標を掲げるが、伊藤がチームに残した意識の高さは、すでに常連校の感がある。

前半勝負「初日5位内」…拓大

ラジニ
ラジニ

 コロナ禍の影響は深刻だった。前回2区で2位となった大黒柱のラジニ(2年=前回のレメティキから登録名変更)が2月に母国ケニアに帰ったまま、予定を過ぎても戻ってこない。

 山下拓郎監督は最悪のケースを想定した。「ラジニ抜きでも戦えるようにしなくては」。再来日できたのは8月。ただ、ケニアでは軟らかい土の上を走っていたため、硬いアスファルトで走り始めると脚が痛くなった。調整ペースを大幅に遅らせ、予選会はぎりぎりで間に合った。それでも個人ではトップ。チームは苦戦しながらも9位で突破した。

吉原遼太郎
吉原遼太郎

 前回は13位。1区で出遅れ、流れに乗れなかった。山下監督は、2区のラジニに加え、安定感の増した吉原遼太郎(4年)、予選会チーム2位の桐山ごう(3年)、急成長した合田ごうだりょう(3年)ら主力を往路に固め、前半勝負を挑む。「できれば5位以内で初日を終えたい」と山下監督。ピンチを乗り越え、つかんだチャンス。シードにつなげたい。(小石川弘幸)

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1713832 0 ニュース 2020/12/20 05:00:00 2020/12/20 13:50:55 2年連続シードを目指す東京国際大の選手たち=小石川弘幸撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201219-OYT1I50086-T.jpg?type=thumbnail

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