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大震災越え箱根路をゆく…宮城で被災、山梨学院大駅伝コンビ

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練習前にストレッチをする松倉選手(前)と坪井選手(4日、甲府市で)=高村真登撮影
練習前にストレッチをする松倉選手(前)と坪井選手(4日、甲府市で)=高村真登撮影

 1月2、3日の第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に2年ぶりに出場する山梨学院大。宮城県出身の3年生コンビ、松倉唯斗ゆいと(21)、坪井海門かいと(21)両選手は、東日本大震災から10年がたとうとする中、特別な思いで箱根路に挑む。

 2011年3月11日、坪井選手は気仙沼市の小学校で被災。両親は津波に遭遇し、無事が確認できたのは翌日だった。松倉選手は仙台市で書道の授業中に地震に襲われ、床は墨で真っ黒になった。「死ぬかもしれない」。今でも、震災の記憶は2人の脳裏に焼き付いている。

 坪井選手は小学6年で出場した地元のマラソン大会で優勝。野球をしていた松倉選手は体力をつけるために中学から陸上に取り組んだ。2人は強豪・明成高校(仙台市)陸上部に入部し、箱根を目指そうと、そろって常連の山梨学院大に推薦入学した。ふるさとから遠く離れた地で、「頑張っているところをいつか見せたい」と誓った。

 しかし、3度の優勝経験を誇る山梨学院大は前回、連続出場が33年で途切れた。ハーフマラソンのコースで各校上位10人の合計タイムで競う昨年の予選会で、坪井選手は181位と失速し、「伝統を壊してしまった」と自らを責めた。松倉選手は故障で出られず、「大事な時にけがをした自分が情けなかった」と振り返る。

 失意の予選会後、2人は帰省して成人式に出席した。「来年は絶対に出てね」「走るのを楽しみにしてるよ」。友人や家族の言葉が胸に響いた。入学当時の気持ちを思い出した。

 「箱根で活躍して恩返ししたい」。2人はこの1年、がむしゃらに練習に取り組んだ。10月の予選会では、ともにハーフの自己ベストを更新し、松倉選手がチーム2位、坪井選手が同6位の好成績で予選会突破に大きく貢献した。箱根の登録メンバーには2人の名前が並んだ。

 目前に迫る箱根の舞台に向け、松倉選手は「臆せずひるまず、1秒でも早くたすきを渡す」、坪井選手は「前を走る選手を一人でも多く追い抜きたい」と意気込んでいる。

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1722675 0 ニュース 2020/12/23 15:00:00 2020/12/24 15:44:45 2020/12/24 15:44:45 箱根に向けた練習前に2人でストレッチをする松倉選手(前)と坪井選手(4日、山梨県甲府市の山梨学院大陸上競技場で)=高村真登撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201223-OYT1I50040-T.jpg?type=thumbnail

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